紙切れ [洒落にならない怖い話27]
心霊とかの話じゃないが一応俺も話しておこう。
とある大学生の女が友達の家に遊びに行ったそうだ。
んで、結構なんやかんやで飲み明かして、
気付けば終電間近になってたらしい。
急いで友達の家を出たんだが、
途中で財布を友達の家のテーブルに忘れたことに気付いた。
大急ぎで友達の家に戻り呼び鈴をならすが、
中から友達は一向にでてこない。
急いでいたからドアノブをまわして見ると、
すんなりとドアが開いた。
中は電気が消えていて暗かった。
結構酔っていたから鍵かけ忘れたのかなと思ったらしい。
寝ているみたいだから起こすのは悪いと思い、
テーブルの上の財布を取ったら小声でおやすみと言ってその女は友人宅を後にした。
521:2/2:2006/06/22(木) 18:11:03 ID:wnVuVdmY0
翌日、ちょうど友達の家を通りかかったら、
警察やら野次馬やらが集まっていた。
何があったのか近くにいた警察官に聞いたところ、
「●●号室の人に強盗が入って人が殺された」と言った。
●●号室は友達の部屋だった。
あの時友人を起こしてでも部屋に鍵をかけさせればよかったと女は後悔したらしい。
警察に事情を話し、遺体確認のため部屋を見ることになった。
中は荒らされていた。
ふと一人の警官が「これは何でしょうか?」と言って紙切れを女に見せた。
そこには、
「電気をつけなくてよかったな」
以上駄文長文スマソ
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とある大学生の女が友達の家に遊びに行ったそうだ。
んで、結構なんやかんやで飲み明かして、
気付けば終電間近になってたらしい。
急いで友達の家を出たんだが、
途中で財布を友達の家のテーブルに忘れたことに気付いた。
大急ぎで友達の家に戻り呼び鈴をならすが、
中から友達は一向にでてこない。
急いでいたからドアノブをまわして見ると、
すんなりとドアが開いた。
中は電気が消えていて暗かった。
結構酔っていたから鍵かけ忘れたのかなと思ったらしい。
寝ているみたいだから起こすのは悪いと思い、
テーブルの上の財布を取ったら小声でおやすみと言ってその女は友人宅を後にした。
521:2/2:2006/06/22(木) 18:11:03 ID:wnVuVdmY0
翌日、ちょうど友達の家を通りかかったら、
警察やら野次馬やらが集まっていた。
何があったのか近くにいた警察官に聞いたところ、
「●●号室の人に強盗が入って人が殺された」と言った。
●●号室は友達の部屋だった。
あの時友人を起こしてでも部屋に鍵をかけさせればよかったと女は後悔したらしい。
警察に事情を話し、遺体確認のため部屋を見ることになった。
中は荒らされていた。
ふと一人の警官が「これは何でしょうか?」と言って紙切れを女に見せた。
そこには、
「電気をつけなくてよかったな」
以上駄文長文スマソ
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マンモス団地 [洒落にならない怖い話27]
霊的な話じゃないんだが、
俺が住んでる神奈川県にある某団地の話。
その団地はかなりのマンモス団地で飛び降り自殺で有名なんだ。
いちいち数えてないけど俺が住んでる棟だけでも最低でも年間三人以上
は確実にお亡くなりになってるのね。
当然死体なんて何回もみちゃってるわけ。
(そんな団地に住んでても幽霊なんて一度も見たことないけどねw)
飛び降り自殺の死体って遠めから見ると酔っ払ったおっさんが寝てるのかな?
って思って近づいてみると関節がありえない方に曲がってたりするのが多い。
そんな団地で生活してると飛び降り自殺とかみてもたいして
驚かなくなっちゃうのがオカルトだなって思ったんだ。
あと俺、休みの日とかで天気が良いときって自分の部屋の窓全開にしてるんだけど、
随分前からときたま風にのって強烈なアンモニヤ臭がただよってくることがあったんだ。
学校とかのトイレで使う洗剤の臭いをパワーアップした感じの臭い。
何ヶ月か経って臭いの正体が分かった。
同じ棟の身寄りのない婆さんがミイラ化された状態で発見されたんだ。
かなり腐乱してたらしく強烈な臭いを放ってて、周りに住んでた住人からのクレーム
があったので管理の人が調べてみたら死んでたらしい。
あの変な臭いがひとの死臭ってやつなのかと思うと嫌な感じがしたよ。
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俺が住んでる神奈川県にある某団地の話。
その団地はかなりのマンモス団地で飛び降り自殺で有名なんだ。
いちいち数えてないけど俺が住んでる棟だけでも最低でも年間三人以上
は確実にお亡くなりになってるのね。
当然死体なんて何回もみちゃってるわけ。
(そんな団地に住んでても幽霊なんて一度も見たことないけどねw)
飛び降り自殺の死体って遠めから見ると酔っ払ったおっさんが寝てるのかな?
って思って近づいてみると関節がありえない方に曲がってたりするのが多い。
そんな団地で生活してると飛び降り自殺とかみてもたいして
驚かなくなっちゃうのがオカルトだなって思ったんだ。
あと俺、休みの日とかで天気が良いときって自分の部屋の窓全開にしてるんだけど、
随分前からときたま風にのって強烈なアンモニヤ臭がただよってくることがあったんだ。
学校とかのトイレで使う洗剤の臭いをパワーアップした感じの臭い。
何ヶ月か経って臭いの正体が分かった。
同じ棟の身寄りのない婆さんがミイラ化された状態で発見されたんだ。
かなり腐乱してたらしく強烈な臭いを放ってて、周りに住んでた住人からのクレーム
があったので管理の人が調べてみたら死んでたらしい。
あの変な臭いがひとの死臭ってやつなのかと思うと嫌な感じがしたよ。
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アパートの隣人 [洒落にならない怖い話27]
最近引っ越したアパートの隣人の事。
ここは学生や単身者がほとんどなので、引越しあいさつなどは特に無い。
(あいさつに行っても、生活時間がまちまちで会えない事が多いから)
自分が入居してしばらくすると、深夜隣から声がする事に気が付いた。
隣に住んでるんだから声がしてもおかしくないんだけど、ちょっと気になった。
H系かと期待していたがそうでもなく『なんなんだ、どうしてだ、やめてくれ』など。
毎日、毎日、繰り返される。
ある日朝の出かけに隣人と出くわした。
あいさつも兼ねて声を掛けてみた。
気弱そうだか人の良い感じ、聞くと近くの大学に通っているらしい。
一緒の駅を利用しているとの事だったので、その朝は雑談しながら行く事にした。
するとちょっと言いにくそうに彼は聞いてきた。
『引っ越してから部屋はどうですか?』
二階の角部屋で日当たりも環境もまぁまぁ、割と気に入ってるっと話すと
『いや・・・まぁ・・・そうなんですけど・・・』っとなんだかハッキリしない口調。
気にはなったが駅に着き、ホームが違うのでそこで別れた。
その晩も、その後もやはり深夜の声は続いた。
498:497:2006/06/22(木) 11:17:52 ID:BeDpXAH30
それからしばらくして、また朝一緒になったのでさり気なくその事を聞いてみる事にした。
自分『やぁ、この前はどうも。話途中で別れた感じで気になってたんだ』
しかし、彼はハッキリしない。
自分『最近調子はどう?そうそう、君は1人暮らし?それとも誰かルームメイトでも?』
彼の顔がこわばり『どうしてそう思うのですか?』っと聞いてきた。
自分『いや、夜中にさ話し声がね。だから』
すると、突然立止り彼は話始めた。
ようは幽霊がでるらしい。
夜中になると、寝ていようが起きていようが何者かが自分の部屋に現れると。
えぇー、ホントに?っとオドロキながらもちょっと信じられなかった。
彼は私の反応にちょっとガッカリの様子で、そのまま別れた。
そして、その夜事態は急変した。
499:497:2006/06/22(木) 11:19:04 ID:BeDpXAH30
相変わらずの夜中の声にしばらく耳を傾けていると『やめろー、やめてくれー、助けて、ぎゃぁぁぁぁぁ』
思わず布団から飛び起きた、いつもと違う、様子が違う。
そう思って彼の部屋に行こうと玄関まで急いだが、今朝の話を思い出して急に恐くなった。
そしてそのまま自分の布団に飛び込んで丸くなり、朝になるまで震えていた。
その後一切の物音はしなかった。
500:497:2006/06/22(木) 11:20:07 ID:BeDpXAH30
朝出かける時、彼の部屋の前を通ったが声を掛ける勇気がなかった。
でも何かあったら?いや何かあったのは確実だ、でも最悪の状況だったら、死んでるとか・・・
いろいろな思いが頭の中をグルグル回り、不安と恐怖で一杯でただただ駅までの道を進んでいた。
気が付くと、そこは駅前のアパートを紹介してくれた不動産屋の前だった。
私はとっさに飛び込み、昨晩の事を店主に話した。
店主は驚いていた。
私が入ってくるなりまくし立てるように話したせいか、それとも理解できない内容だったからか。
『とにかく落ち着きなさい、ほらお茶でも飲んで』
っと、冷たい麦茶を出してくれた。
『えっと住所はどこだっけ?名前は?今台帳で確認するからちょっと待ってて』
じりじりした、彼が死んでるかもしれない、生きているなら救急車を呼ばなければ、早く彼の部屋へ行かなければ。
なにやら書類を確認していると、急に店主は落ちつかなくなった。
そして私にも一緒にと言うと、急いでアパートまで向かった。
501:497:2006/06/22(木) 11:21:44 ID:BeDpXAH30
部屋の前に来ると、店主も一瞬ためらいながらドアをノックした。
返事は無い。
『おい、居るのか?居るなら出て来い!』反応は無い・・・
私は彼が息絶えて倒れている姿を想像して寒気がした。
店主は鍵を開け、そしてゆっくりとドアを開いた。
『なぁーんだなんともないじゃないか!』その声に、私は一気に安堵した。
よかった生きてたんだ!何ともなかったんだ!そう思うと、早く彼の顔が見たかった。
『驚かすなよ!心配したぞ』そう言って部屋に飛び込むと
部屋はもぬけのカラだった・・・・
店主はまだ借りての付いてない部屋から深夜に声がすると聞いて、何者かが忍び込んでいると思ったらしい。
ワンルームの為、玄関から様子はすべて分かるのだか一応部屋の中を確認し、店主は安心していた。
『気のせいですよ、他の部屋か外の声でしょう』っと言ってさっさと帰っていった。
じゃぁ、あの声はなんだったんだ!?それより彼は誰なんだ!?
彼が幽霊に会ってたんじゃなくて、私が幽霊に会ったのか?
もう訳が分からなかった、その時他の部屋のドアが開いた。
『おはよーございます』住人らしい男に声を掛けられた、しかし私は走って逃げた。
彼もまた幽霊かもしれないと思うと、恐怖でおかしくなりそうだったからだ。
私はすぐにそのアパートを引っ越した。
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ここは学生や単身者がほとんどなので、引越しあいさつなどは特に無い。
(あいさつに行っても、生活時間がまちまちで会えない事が多いから)
自分が入居してしばらくすると、深夜隣から声がする事に気が付いた。
隣に住んでるんだから声がしてもおかしくないんだけど、ちょっと気になった。
H系かと期待していたがそうでもなく『なんなんだ、どうしてだ、やめてくれ』など。
毎日、毎日、繰り返される。
ある日朝の出かけに隣人と出くわした。
あいさつも兼ねて声を掛けてみた。
気弱そうだか人の良い感じ、聞くと近くの大学に通っているらしい。
一緒の駅を利用しているとの事だったので、その朝は雑談しながら行く事にした。
するとちょっと言いにくそうに彼は聞いてきた。
『引っ越してから部屋はどうですか?』
二階の角部屋で日当たりも環境もまぁまぁ、割と気に入ってるっと話すと
『いや・・・まぁ・・・そうなんですけど・・・』っとなんだかハッキリしない口調。
気にはなったが駅に着き、ホームが違うのでそこで別れた。
その晩も、その後もやはり深夜の声は続いた。
498:497:2006/06/22(木) 11:17:52 ID:BeDpXAH30
それからしばらくして、また朝一緒になったのでさり気なくその事を聞いてみる事にした。
自分『やぁ、この前はどうも。話途中で別れた感じで気になってたんだ』
しかし、彼はハッキリしない。
自分『最近調子はどう?そうそう、君は1人暮らし?それとも誰かルームメイトでも?』
彼の顔がこわばり『どうしてそう思うのですか?』っと聞いてきた。
自分『いや、夜中にさ話し声がね。だから』
すると、突然立止り彼は話始めた。
ようは幽霊がでるらしい。
夜中になると、寝ていようが起きていようが何者かが自分の部屋に現れると。
えぇー、ホントに?っとオドロキながらもちょっと信じられなかった。
彼は私の反応にちょっとガッカリの様子で、そのまま別れた。
そして、その夜事態は急変した。
499:497:2006/06/22(木) 11:19:04 ID:BeDpXAH30
相変わらずの夜中の声にしばらく耳を傾けていると『やめろー、やめてくれー、助けて、ぎゃぁぁぁぁぁ』
思わず布団から飛び起きた、いつもと違う、様子が違う。
そう思って彼の部屋に行こうと玄関まで急いだが、今朝の話を思い出して急に恐くなった。
そしてそのまま自分の布団に飛び込んで丸くなり、朝になるまで震えていた。
その後一切の物音はしなかった。
500:497:2006/06/22(木) 11:20:07 ID:BeDpXAH30
朝出かける時、彼の部屋の前を通ったが声を掛ける勇気がなかった。
でも何かあったら?いや何かあったのは確実だ、でも最悪の状況だったら、死んでるとか・・・
いろいろな思いが頭の中をグルグル回り、不安と恐怖で一杯でただただ駅までの道を進んでいた。
気が付くと、そこは駅前のアパートを紹介してくれた不動産屋の前だった。
私はとっさに飛び込み、昨晩の事を店主に話した。
店主は驚いていた。
私が入ってくるなりまくし立てるように話したせいか、それとも理解できない内容だったからか。
『とにかく落ち着きなさい、ほらお茶でも飲んで』
っと、冷たい麦茶を出してくれた。
『えっと住所はどこだっけ?名前は?今台帳で確認するからちょっと待ってて』
じりじりした、彼が死んでるかもしれない、生きているなら救急車を呼ばなければ、早く彼の部屋へ行かなければ。
なにやら書類を確認していると、急に店主は落ちつかなくなった。
そして私にも一緒にと言うと、急いでアパートまで向かった。
501:497:2006/06/22(木) 11:21:44 ID:BeDpXAH30
部屋の前に来ると、店主も一瞬ためらいながらドアをノックした。
返事は無い。
『おい、居るのか?居るなら出て来い!』反応は無い・・・
私は彼が息絶えて倒れている姿を想像して寒気がした。
店主は鍵を開け、そしてゆっくりとドアを開いた。
『なぁーんだなんともないじゃないか!』その声に、私は一気に安堵した。
よかった生きてたんだ!何ともなかったんだ!そう思うと、早く彼の顔が見たかった。
『驚かすなよ!心配したぞ』そう言って部屋に飛び込むと
部屋はもぬけのカラだった・・・・
店主はまだ借りての付いてない部屋から深夜に声がすると聞いて、何者かが忍び込んでいると思ったらしい。
ワンルームの為、玄関から様子はすべて分かるのだか一応部屋の中を確認し、店主は安心していた。
『気のせいですよ、他の部屋か外の声でしょう』っと言ってさっさと帰っていった。
じゃぁ、あの声はなんだったんだ!?それより彼は誰なんだ!?
彼が幽霊に会ってたんじゃなくて、私が幽霊に会ったのか?
もう訳が分からなかった、その時他の部屋のドアが開いた。
『おはよーございます』住人らしい男に声を掛けられた、しかし私は走って逃げた。
彼もまた幽霊かもしれないと思うと、恐怖でおかしくなりそうだったからだ。
私はすぐにそのアパートを引っ越した。
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