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死亡事故の多い交差点 [洒落にならない怖い話17]

実体験書きます。
小学2年生の頃、交差点で車に跳ねられました。
場所は小学校の通学路で小学生の死亡事故が何度かあった交差点です。

私は歩行者信号が赤だったので下を向いて待っていました、
すると数人の小学生が後から追い付いて来ました
しばらく待っていると回りの子供達が渡り出したので、
私はてっきり青になったと勘違いして確認しないで歩き出しました、
すぐに大きなクラクションと同時に車に跳ねられてしまい入院しました。

幸い骨折程度で助かりましたが、
入院中にお坊さんが来てお経を聞かせられたりしました。
退院するとその交差点にはお地蔵さんが設置されてました。
終わり




804:本当にあった怖い名無し:2008/03/05(水) 13:56:05 ID:pDr8rTlY0
>>803
『実体験』…なんだよな…?  ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル



807:本当にあった怖い名無し:2008/03/05(水) 14:35:02 ID:pUuP9iOMO
>>804
実体験ですよ。
当時母に何故お地蔵さんが作ったのか聞いた時は「○○ちゃんみたいに子供が事故に合わないように見張ってくれてるのよ」と聞かされました、が今思えば違う何かを見張る為に作られたのかなと…

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生霊 [洒落にならない怖い話17]

この前職場の同僚Aと居酒屋で飲んでいたときの話。
偶然俺の前の職場の飲み会とカチ合った。
俺は特に問題があって辞めたわけじゃないし、
前の職場の人とも仲が良かったので、合流はしなかったけれど
なんか向こうの人が何人もこっちの席に来て注いでもらったり、
唐揚げとか刺身とかをおごってもらったりとかしてた。

そのうち同僚Aが気分が悪くなったって言い出して、俺たちは
一足先に店を出ることになった。

店をでて、「だいじょうぶか?」なんて言ってたら、同僚Aが
「お前の前に勤めてた会社の課長、ほら、さっき酒注ぎに来てた人、あの人はもう駄目だな」なんて言い出した。

「なんで?」ってきいたら、
Aは「あの人、3人の生霊に憑かれてるよ。人間ああなっちゃあもう駄目なんだ。俺、それで気持ち悪くなっちゃったんだよ」だって。
「生霊?マジかよ、そんなのわかるの?」って聞いたら、
どうもAには分かるらしい。

「例えば、おまえでも、初対面の人に会って3分話してみて、いや、一目見て嫌悪感を感じる人間っているだろ?見た目がキモイっていうレベルじゃなくってさ」
と、Aはそんなことを言い出した。



494:2/3:2008/02/29(金) 01:53:01 ID:H/RTl9fG0
A「そういう人間ってのは、なにかしら憑かれちゃってるんだよ。あの課長程の凄い憑かれ方のやつは俺も初めて見たけどな」
俺「そんなに凄く憑かれちゃってるのか?あの課長」
A「うん、ああなっちゃうともう駄目だ。何をやってもね」
俺「生霊って、恨みみたいなもんなの?」
信じられなかった。確かに、前の会社のあの課長は尊敬できない人だったが、
そんな強力な生霊が3人分も憑くものなのだろうか?

A「ああ、恨みっていうより執念、いや、怨念かな?」
俺「じゃあ藁人形とか、そういうことをどこかの3人がしてるって事?」
A「そうじゃないよ。思うだけでいいんだ」
俺「相手を恨むには、自分も代償を払わなくちゃいけないってよく言われるけど?」
A「そんなのは要らないんだよ。恨みを晴らす代償は、あの課長にされた色々な、嫌がらせなり、セクハラなり、パワハラなり、とても言葉ではいえないような汚いことをされた事で前払いしてるんだから」
俺「ていうと、頭の中であいつ氏ねとか思うだけで生霊が憑くってこと?」
A「そうだよ、こわいねー」

まあ、そういうこともあるのかな、と俺は思った。
あの課長なら恨まれても納得だ。

ちょっと気になったので、俺はAに聞いてみた。
俺「なあ、俺には生霊は取り憑いていない?」
A「お前にはじーちゃんばーちゃんしかついてねーよ。これからもお年寄りを大切にろ」
どうせなら、若いねーちゃんに憑いてほしかった。



495:3/3:2008/02/29(金) 01:53:41 ID:H/RTl9fG0
最後に、一番気になることをAに聞いた。
俺「それでさ、あの課長に憑いていた3人って、どんな人なの?」
A「一人は女の人だね。おとなしそうな感じだけど、よっぽどひどい目にあったみたい」
そうか、確かに前の会社は事務員さんがコロコロ変わっていた。
噂では、あの課長が気に入らなければ即クビになったそうだ。

A「あとは男だ。ひとりはなんか思いつめてたなー。ああいうのが一番やばい。恨みに取り付かれると、今の自分の生活なんか関係なく恨みつづけるからね。そのせいで更に状況が悪くなっちまう。恨む事で、自分の今の生活を駄目にしてるんだ」
なるほど、恨んでばかりいたら今の生活もままならないって訳だ。
こいつ、いい事言うじゃん、と俺は思ったね。

A「3人めはね、お前だったよ」

おれかーwww( ´_ゝ`)
そうかもしれないね。
あの課長には本当に氏んで欲しいと思ってるからね。
それにしてもAは凄い。
本物です。本当に見えてるんだね。
それ以来、なんかそういう力を信じるようになりました。

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森の奥 [洒落にならない怖い話17]

ちょっと自分的に洒落にならんかった話。

俺が小学生位の時かなぁ。
俺さ、片親で母親が出稼ぎに出ちゃってたもんだから、
中学生位の間までずっとじいさんばあさんの家で育てられてたのよ。

じいさんばあさんの家はホントにドが付く位の田舎にあってさ。
だから自然だけは沢山在って、俺はよく森の中で虫取りなんかして遊んでた。(一人で)

その日も確か、昼飯を食った後、蝉を取りに出かけたんだよ。

今考えると、なんだか森に入った時にいつもと空気が違うような気がしたんだよな…。
でも、ほぼ毎日行ってた様な森だから、勘だけ頼りに奥まで分け入ってた。

どんだけ進んだろうな。 多分家出てから一時間も足ってなかったと思うんだけど。

突然、目の前に紺碧の湖が出てきたんだ。

「あれ?こんな所が在ったのか…」
とか思いながら湖を眺めてると、ちょうど正面の竹林になってる辺りで「ガサガサ…ガサガサ…」って聞こえる。



389:森の奥(1/2):2008/02/27(水) 10:46:20 ID:cGVjb6hX0
何か動物かな?って思ってたら、白い蛇が出てきた。
それも尋常な大きさじゃない。 多分目測でも5~6mは超えてたと思う。

その大蛇が「すー…」っと湖の上を這って近付いて来る。
そして俺の目の前、湖の上でとぐろを巻いてじーっと俺の目を見つめてくる。

怖い。 金縛りにあったみたいに目が逸らせない。
煩い位喚いてた蝉の声も聴こえなくなってる。

どれ位そうしてただろう? 最初は喰われるんじゃないかって怖くてしょうがなかったんだけど。
白い蛇の目を見ていると段々なんだか淋しい様な、郷愁に近い様な感情が湧いて来て。

そう思ってたら突然、その白い蛇は来た時と同じ様に、
湖の上を這って、竹林の方へ行ってしまった。

多分、時間にして一時間も無かったと思うんだけど、気が付いたらもう空が紅く染まってた。
おかしい事に気づくと段々怖くなってきてさ。

わーわー喚きながら森を走り抜けて家に帰った。

子供だったから、ちょっと大き目の蛇が過剰に大きく見えてたのかも知れんけどw
でも、普段は蛇の首根っこ掴んで振り回してた様なガキが大きめな蛇を見たくらいで怖がるかな…?

多分それからだったと思う。
零感だった俺が色んな物を見る様になったのは。

あぁ、それから後日、湖の在った辺りに行ってみたんだけど、
湖なんて無くてボロッちぃ祠?みたいなんが在った。

まぁ、俺にはとんでもなく怖かったんだよ。
長文&乱文スマソと読んでくれた人は感謝w

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