壊れたテレビ [洒落にならない怖い話3]
これは、私が実際に体験したお話。私が今も住んでいるアパートは
ご近所から『廃墟』とまで言われるほどぼろいアパートで、
夜になるとすごく不気味だ。大学生になった今でも、夜遅くに帰ると恐怖を覚えるほど。
これは小学生のころに実際に体験した話…
私は、小学生のころ毎日いじめにあっていた。
その日も、リコーダーを頭に思いっきり打ちつけられたり、給食に毛虫を入れられたりなど
そんな仕打ちを受けた。それから泣くのを止めようと、笑顔を作る練習をしながら帰宅した。
両親は共働きで、心配をかけたくなかったから、いじめのことも相談しなかった。
6Fにある自分の家には当然ながら誰もいない、暗くてシーンとした部屋…
私は、リビングにあるテレビの電源を付けようと、チャンネルを探したがどこにもなかった。
仕方なく、テレビにある主電源を押した。
446: 本当にあった怖い名無し:2012/03/09(金) 15:53:05.99 ID:F0sLpzq20
私の家のテレビが壊れていたのだろうか、、
電源を付けても映像が映るまでタイムラグがあった。
黒い画面に映るのは、当然ながら私…そして、変わり映えのない真っ暗な部屋
しかし、いつもより早くに画面に動きがあった。画面の正面に私の顔が映っているとすると
それは、私の左に現れた。それというのは、淡白い靄だった。ゆらゆらと揺れている
最初、『もう点いたのか!』とわくわくしていた私だったが、一向に音声が入らないので、
オカシイ…と思い始めていた矢先だった。だんだん淡白い靄が人型を形作っていった。
しばらく茫然と見ていると、完全に人になった。
70歳ぐらいで、しわが多くて、全部白髪で、目のあたりは黒くくぼんでいるおばあさん。
447: 本当にあった怖い名無し:2012/03/09(金) 15:53:42.68 ID:F0sLpzq20
私は、そのおばあさんを知っていた。いや、面識があると言った方がいいだろうか、
そのおばあさんは私と同じアパートの8Fに住むおばあさんで、
エレベーターで鉢合わせになったり、1Fのエントランスの様な場所で見かけたりした。
そんな、知った顔にも関わらず私は恐怖からか、ふるえと汗が出るのが止まらなかった。
なぜなら、そのおばあさんは先週の日曜日に8Fから飛び降りて、荼毘にふされたからだ。
しばらく、震えて何を言えない私に、おばあさんがしわくちゃの手を肩へとまわしかけて、
『一緒に、くるかい?』と言ってきた。
私は、恐る恐る手を見て、画面に映っている顔を見た。
そこには、目を異常なまでに見開いたおばあさんの顔が映っていて、全てが、黒目だった。
『いや、いいです。』とやっとの思いで言葉を絞り出した。
『そうかい、残念だねぇ…』と残念そうな顔をしてからおばあさんは消えた
449: 本当にあった怖い名無し:2012/03/09(金) 16:12:20.54 ID:F0sLpzq20
たまに、あのまま一緒に行けばよかった…と思うことがある。
小学生でのいじめは1年~6年生までひっきりなしに続き、
中学生でもいじめは続いた…しかもエスカレートしていって、
心にも体にも一生言えない傷を負ってしまった.
終わり、連投すまそ
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ご近所から『廃墟』とまで言われるほどぼろいアパートで、
夜になるとすごく不気味だ。大学生になった今でも、夜遅くに帰ると恐怖を覚えるほど。
これは小学生のころに実際に体験した話…
私は、小学生のころ毎日いじめにあっていた。
その日も、リコーダーを頭に思いっきり打ちつけられたり、給食に毛虫を入れられたりなど
そんな仕打ちを受けた。それから泣くのを止めようと、笑顔を作る練習をしながら帰宅した。
両親は共働きで、心配をかけたくなかったから、いじめのことも相談しなかった。
6Fにある自分の家には当然ながら誰もいない、暗くてシーンとした部屋…
私は、リビングにあるテレビの電源を付けようと、チャンネルを探したがどこにもなかった。
仕方なく、テレビにある主電源を押した。
446: 本当にあった怖い名無し:2012/03/09(金) 15:53:05.99 ID:F0sLpzq20
私の家のテレビが壊れていたのだろうか、、
電源を付けても映像が映るまでタイムラグがあった。
黒い画面に映るのは、当然ながら私…そして、変わり映えのない真っ暗な部屋
しかし、いつもより早くに画面に動きがあった。画面の正面に私の顔が映っているとすると
それは、私の左に現れた。それというのは、淡白い靄だった。ゆらゆらと揺れている
最初、『もう点いたのか!』とわくわくしていた私だったが、一向に音声が入らないので、
オカシイ…と思い始めていた矢先だった。だんだん淡白い靄が人型を形作っていった。
しばらく茫然と見ていると、完全に人になった。
70歳ぐらいで、しわが多くて、全部白髪で、目のあたりは黒くくぼんでいるおばあさん。
447: 本当にあった怖い名無し:2012/03/09(金) 15:53:42.68 ID:F0sLpzq20
私は、そのおばあさんを知っていた。いや、面識があると言った方がいいだろうか、
そのおばあさんは私と同じアパートの8Fに住むおばあさんで、
エレベーターで鉢合わせになったり、1Fのエントランスの様な場所で見かけたりした。
そんな、知った顔にも関わらず私は恐怖からか、ふるえと汗が出るのが止まらなかった。
なぜなら、そのおばあさんは先週の日曜日に8Fから飛び降りて、荼毘にふされたからだ。
しばらく、震えて何を言えない私に、おばあさんがしわくちゃの手を肩へとまわしかけて、
『一緒に、くるかい?』と言ってきた。
私は、恐る恐る手を見て、画面に映っている顔を見た。
そこには、目を異常なまでに見開いたおばあさんの顔が映っていて、全てが、黒目だった。
『いや、いいです。』とやっとの思いで言葉を絞り出した。
『そうかい、残念だねぇ…』と残念そうな顔をしてからおばあさんは消えた
449: 本当にあった怖い名無し:2012/03/09(金) 16:12:20.54 ID:F0sLpzq20
たまに、あのまま一緒に行けばよかった…と思うことがある。
小学生でのいじめは1年~6年生までひっきりなしに続き、
中学生でもいじめは続いた…しかもエスカレートしていって、
心にも体にも一生言えない傷を負ってしまった.
終わり、連投すまそ
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白い頭 [洒落にならない怖い話3]
友人から聞いた話
8年くらい前、友人が大学に入り、一人暮らしを始めて間もなかった頃。
当時住んでいたところは、築3年の綺麗なアパートで、周辺の土地にも特に曰くなどはなかった。
友人が帰宅し、いつもどおり風呂に入っていると、
風呂場の窓の向こうを白いものが行ったり来たりするのが見えた。
すりガラスなのでぼんやりとしか見えなかったが、大きさはバスケットボールより少し大きいくらい。
ガスメーターがそばにあったので、ヘルメットを被ったガス会社の
職員だろうと思って特に気に留めていなかった。
それから、周に1回ほどのペースで、その白い頭を目にするようになった。
ガスメーターの点検にしては頻繁すぎるし、夜遊びやバイトから帰って
深夜や早朝に風呂に入っているときも現れるので、さすがに不審に思った友人は
次に現れたら、窓を開けて姿を確認しようと考えた。
ある日、バイトから帰って風呂に入っているとき、その白い頭は現れた。
友人はすぐさま、浴室の小窓を開けて外を確認した。
しかし、浴室の小窓では見れる範囲が限られており、姿を確認することはできなかった。
モヤモヤした気持ちのまま小窓を閉めた瞬間、スっと小窓の横から白い頭が現れた。
今度は完全にこちらに顔を向けた状態で。
それはヘルメットを身に付けたガス会社の職員ではなく
和装の婚礼装束の被り物を身に付けた真っ白な顔の女性だった。
すりガラスなので目鼻立ちまでは確認できなかったが
口だけは真っ赤な口紅で確認できた。
口が異様に大きく、ニターと笑っていて口の中は真っ黒だった。
友人は恐怖のあまり、風呂場を飛び出して適当な服をひっつかんで着ると
濡れた体のまま近くのコンビニに駆け込んで朝まで過ごしたそうな。
その後親に頼み込んで引越しさせてもらい、転居の日までは
友達の家を転々としながら過ごしていたらしい。
今のところそれ以来何も起こってないそうだ。
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8年くらい前、友人が大学に入り、一人暮らしを始めて間もなかった頃。
当時住んでいたところは、築3年の綺麗なアパートで、周辺の土地にも特に曰くなどはなかった。
友人が帰宅し、いつもどおり風呂に入っていると、
風呂場の窓の向こうを白いものが行ったり来たりするのが見えた。
すりガラスなのでぼんやりとしか見えなかったが、大きさはバスケットボールより少し大きいくらい。
ガスメーターがそばにあったので、ヘルメットを被ったガス会社の
職員だろうと思って特に気に留めていなかった。
それから、周に1回ほどのペースで、その白い頭を目にするようになった。
ガスメーターの点検にしては頻繁すぎるし、夜遊びやバイトから帰って
深夜や早朝に風呂に入っているときも現れるので、さすがに不審に思った友人は
次に現れたら、窓を開けて姿を確認しようと考えた。
ある日、バイトから帰って風呂に入っているとき、その白い頭は現れた。
友人はすぐさま、浴室の小窓を開けて外を確認した。
しかし、浴室の小窓では見れる範囲が限られており、姿を確認することはできなかった。
モヤモヤした気持ちのまま小窓を閉めた瞬間、スっと小窓の横から白い頭が現れた。
今度は完全にこちらに顔を向けた状態で。
それはヘルメットを身に付けたガス会社の職員ではなく
和装の婚礼装束の被り物を身に付けた真っ白な顔の女性だった。
すりガラスなので目鼻立ちまでは確認できなかったが
口だけは真っ赤な口紅で確認できた。
口が異様に大きく、ニターと笑っていて口の中は真っ黒だった。
友人は恐怖のあまり、風呂場を飛び出して適当な服をひっつかんで着ると
濡れた体のまま近くのコンビニに駆け込んで朝まで過ごしたそうな。
その後親に頼み込んで引越しさせてもらい、転居の日までは
友達の家を転々としながら過ごしていたらしい。
今のところそれ以来何も起こってないそうだ。
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葬式のCM [洒落にならない怖い話3]
友人の体験したことなんですが、6年くらい前、
24時くらいにふとテレビをつけたら、テレビ番組ではなく何かがやっていました。
それは葬式の場面を写したもので、死んだ人の顔写真や名前(男性だったらしい)、
参加者の姿があるのですが、ナレーションがなく、ただ抑揚のない女の人の声で
延々と「たかたかた、たかたかた、たかたかた」と流れていたそうです。
しばらくすると普通のCMが始まったそうです。このCM?のことを知っている方、いませんでしょうか。
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24時くらいにふとテレビをつけたら、テレビ番組ではなく何かがやっていました。
それは葬式の場面を写したもので、死んだ人の顔写真や名前(男性だったらしい)、
参加者の姿があるのですが、ナレーションがなく、ただ抑揚のない女の人の声で
延々と「たかたかた、たかたかた、たかたかた」と流れていたそうです。
しばらくすると普通のCMが始まったそうです。このCM?のことを知っている方、いませんでしょうか。
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