1月10日~13日の間に、M6以上の地震!? 今、急増している地震の前兆「スーパームーン」「太陽フレア」「動物の異常」 [予言予知2]
正月以来、地震の前兆かもしれないと思われる現象が次々と起きている。特に1月は、地震の発生と関係があると言われる「スーパームーン(月が地球に最も接近した時に、満月または新月の状態のこと)」が2回も巡ってくるだけでなく、「太陽フレア」も発生しているので、それらを紹介したい。
■1、スーパームーン
過去、「スーパームーン」の前後に起きた地震の例を挙げてみた。
・2005年1月:2日後、1月12日大西洋沖でM6.8
(15日前にスマトラ島沖地震M9.3が発生)
・2011年3月:5日後、3月24日ミャンマーM6.9
(8日前に東日本震災M9.0が発生)
・2012年4月:8日前、4月28日トンガM6.6
・2014年1月:1日後、1月2日バヌアツM6.6
スーパームーンと地震は関係が本当にあるのかはまだ明らかになっていないが、2012年12月に防災科学技術研究所(NIED)の田中佐千子研究員が、「東日本大震災は月や太陽による引力が『トリガー』となった可能性が高い」という説を発表。さらに、2004年と2007年のスマトラ島沖地震でも同様の傾向が見られたといい、「月の引力は、地震を引き起こす力の1000分の1程度しかないが、『トリガー』にはなり得る」と語っている。
■2、太陽フレア
・「バヌアツの法則」
さて、Twitterで8,000人以上のフォロワーがいるエンジニアのBOPPO氏が提唱した「バヌアツの法則」はご存じだろうか?
南太平洋のシェパード諸島の火山島上に位置する共和制国家であるバヌアツが揺れると、10日以内ぐらいに同じく太平洋プレート境界沿いにある日本でも地震が発生する確率が高いというものだ。
過去に、バヌアツ⇒日本(周辺)と地震が数日以内に発生した例を挙げると、以下のようになる。
・2007/07/15バヌアツM6.3⇒7/16中越沖M6.7
・2007/08/02バヌアツM7.2⇒同日サハリン南部M6.4
・2013/04/14バヌアツM6.0⇒4/19千島列島M7.0
そして今、このBOPPO氏が注目しているのが、「太陽フレア」の地震への影響だ。
米航空宇宙局(NASA)は、7日に強度X1.2という最大規模の太陽フレアが発生したと発表。数日中に地球に到達し、通信や電波に障害が発生する恐れがあるという。
1/8の「技術屋!BOPPOのブログ」によると、独自の方法論による「磁気嵐ロジック」による計算で、10日までにM6以上の地震が発生する確率は、30%前後だという。その後は13日頃の10%になるまで次第に下降していく。
BOPPO氏は、現在の日本の状況について「いつM6クラスが発生しても不思議ではありません」と書いている。
■3、動物の異常行動
最後に、正月以来次々と起きている、地震と関係がありそうな動物の出現例をいくつか紹介する。
まず、昨年NHKでも紹介され、人気が出てきたダイオウイカについて。1月3日に、富山県氷見漁港で、体長約3.5mのダイオウイカが水揚げされた。8日にも新潟県白瀬沖で全長4mのダイオウイカが定置網にかかったが、生きた状態での水揚げは極めて珍しいという。昨年の捕獲例を見てみると、4月26日に新潟県上越市吉浦の海岸で漂着したが、その約1カ月後の5月24日にサハリン近海でM8.2の地震が起きている。
また、1月6日には、ニュージーランド南島の海岸でクジラ39頭が打ち上げられた。ニュージーランドでは海洋哺乳類の漂着が多く、年間約300頭ものケースがあるというから、それほど珍しいことではないようだが、2011年2月22日のニュージーランド・カンタベリー地震(M6.1)の2日前には、107頭もの大量のクジラが打ち上げられていることを考えると、地震との関係が気になるところだ。さらに同国では元日にもM5の地震があったが、バヌアツと同様に、太平洋プレート境界上にあり、日本の地震と前後して揺れることが少なくないようだ。過去の例を見てみると、以下の対応がある。
・2011/02/22カンタベリー地震M6.1→2011/03/11東日本大震災M9.0
・2013/07/21ニュージーランド沖M6.5→2013/08/04宮城県沖M6.0
1月7日には、名古屋の住宅街でイノシシが出現している。イノシシといえば、1995年1月17日の阪神淡路大震災の前年暮れに神戸市内でイノシシ出没が相次いだ。また3.11発生の朝にも、千葉県君津市の公園でイノシシが出没している。
以上、すべての例が実際に地震の発生と関係があるとは限らず、また近日中に必ず大地震が発生すると確言はできないが、例に挙げたような地震との対応が過去にあり、またこれだけ色々な要素が重なり合っていることから、念のため大きな地震には注意をした方がいいかもしれない。
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■1、スーパームーン
過去、「スーパームーン」の前後に起きた地震の例を挙げてみた。
・2005年1月:2日後、1月12日大西洋沖でM6.8
(15日前にスマトラ島沖地震M9.3が発生)
・2011年3月:5日後、3月24日ミャンマーM6.9
(8日前に東日本震災M9.0が発生)
・2012年4月:8日前、4月28日トンガM6.6
・2014年1月:1日後、1月2日バヌアツM6.6
スーパームーンと地震は関係が本当にあるのかはまだ明らかになっていないが、2012年12月に防災科学技術研究所(NIED)の田中佐千子研究員が、「東日本大震災は月や太陽による引力が『トリガー』となった可能性が高い」という説を発表。さらに、2004年と2007年のスマトラ島沖地震でも同様の傾向が見られたといい、「月の引力は、地震を引き起こす力の1000分の1程度しかないが、『トリガー』にはなり得る」と語っている。
■2、太陽フレア
・「バヌアツの法則」
さて、Twitterで8,000人以上のフォロワーがいるエンジニアのBOPPO氏が提唱した「バヌアツの法則」はご存じだろうか?
南太平洋のシェパード諸島の火山島上に位置する共和制国家であるバヌアツが揺れると、10日以内ぐらいに同じく太平洋プレート境界沿いにある日本でも地震が発生する確率が高いというものだ。
過去に、バヌアツ⇒日本(周辺)と地震が数日以内に発生した例を挙げると、以下のようになる。
・2007/07/15バヌアツM6.3⇒7/16中越沖M6.7
・2007/08/02バヌアツM7.2⇒同日サハリン南部M6.4
・2013/04/14バヌアツM6.0⇒4/19千島列島M7.0
そして今、このBOPPO氏が注目しているのが、「太陽フレア」の地震への影響だ。
米航空宇宙局(NASA)は、7日に強度X1.2という最大規模の太陽フレアが発生したと発表。数日中に地球に到達し、通信や電波に障害が発生する恐れがあるという。
1/8の「技術屋!BOPPOのブログ」によると、独自の方法論による「磁気嵐ロジック」による計算で、10日までにM6以上の地震が発生する確率は、30%前後だという。その後は13日頃の10%になるまで次第に下降していく。
BOPPO氏は、現在の日本の状況について「いつM6クラスが発生しても不思議ではありません」と書いている。
■3、動物の異常行動
最後に、正月以来次々と起きている、地震と関係がありそうな動物の出現例をいくつか紹介する。
まず、昨年NHKでも紹介され、人気が出てきたダイオウイカについて。1月3日に、富山県氷見漁港で、体長約3.5mのダイオウイカが水揚げされた。8日にも新潟県白瀬沖で全長4mのダイオウイカが定置網にかかったが、生きた状態での水揚げは極めて珍しいという。昨年の捕獲例を見てみると、4月26日に新潟県上越市吉浦の海岸で漂着したが、その約1カ月後の5月24日にサハリン近海でM8.2の地震が起きている。
また、1月6日には、ニュージーランド南島の海岸でクジラ39頭が打ち上げられた。ニュージーランドでは海洋哺乳類の漂着が多く、年間約300頭ものケースがあるというから、それほど珍しいことではないようだが、2011年2月22日のニュージーランド・カンタベリー地震(M6.1)の2日前には、107頭もの大量のクジラが打ち上げられていることを考えると、地震との関係が気になるところだ。さらに同国では元日にもM5の地震があったが、バヌアツと同様に、太平洋プレート境界上にあり、日本の地震と前後して揺れることが少なくないようだ。過去の例を見てみると、以下の対応がある。
・2011/02/22カンタベリー地震M6.1→2011/03/11東日本大震災M9.0
・2013/07/21ニュージーランド沖M6.5→2013/08/04宮城県沖M6.0
1月7日には、名古屋の住宅街でイノシシが出現している。イノシシといえば、1995年1月17日の阪神淡路大震災の前年暮れに神戸市内でイノシシ出没が相次いだ。また3.11発生の朝にも、千葉県君津市の公園でイノシシが出没している。
以上、すべての例が実際に地震の発生と関係があるとは限らず、また近日中に必ず大地震が発生すると確言はできないが、例に挙げたような地震との対応が過去にあり、またこれだけ色々な要素が重なり合っていることから、念のため大きな地震には注意をした方がいいかもしれない。
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