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気にするな [洒落にならない怖い話19]

スレ違いだったらスマソ

僕が中学2年生だったとき、めちゃめちゃ仲のいい友達がいた。
友達の家は母と姉との3人暮らしで、俺はよくその友達の家に泊まりに行ってた。

僕はその友達の家に泊まって夕飯食べたら、ゲーセン行くことにしてその友達の家を出た
その時は気にとめなかったけど、
その家に周りをウロウロしてやたら僕達のほうを気にしてるような人影があった。 
そしてゲーセンで2時間ぐらい遊び、お金も無くなったところで帰ることにした。

そして友達の家に着いたとき、さっきのウロウロしていた人影がまだ家の前を彷徨っていた。
「あいつ、俺等が家を出たときもいたよな・・・ なにあれ?」と、友達に尋ねたが、友達は
「気にしなくていい。さっさと家入るぞ。」と言って、そそくさと家の中に入ってしまった。

そしてテレビを見たり、ネットをやったりして午前3時ぐらいになって、
「そろそろ寝るかぁ」と友達が言って、僕は寝る前にトイレに行くことにした。
小便して洗面台で手を洗っていたときに、もの凄~~く人の気配を感じた。 

ハッとして横を向いた時に洗面台の横の壁にある窓から茶色い帽子をかぶった人が、
眼をカッっと見開いて瞬きもせずこっちをジ~~っと僕を見ていた。
僕は「ウハァ!!!」と飛び跳ねて、走って洗面台を出て部屋でマンガを読んでいた友達に、
「さっき!便所で人が人が覗いてた」と言ったら、
友達は「うるせぇなぁ~。気にするなって」と言って寝てしまった。

その夜、玄関のほうからガチャガチャと音がしたり洗面台のほうから
窓をキィ~キィ~と窓を引っ掻く音が聞こえてきたりと僕は寝れなかった。

それから、いくら友達にそのことを聞いても教えてくれないので友達のお姉さんに聞いてみたら、
あれは、3ヶ月ぐらい前からいるお姉さんについてるストーかだったらしい。
あの夜、玄関から聞こえたガチャガチャって音はそのストーカーが
扉のポストから家の中を覗いてる音だったらしい・・・。

下手糞な文でスマソ




269:本当にあった怖い名無し:2007/07/25(水) 23:30:50 ID:+F+B/o/iO
慣れちゃってる友達が怖いわ…てか警察とかに言わなくて姉ちゃん大丈夫なのかな

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鬼ごっこ [洒落にならない怖い話19]

170 :本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 06:19:24 ID:MwfIi9S30
これは俺が小学校6年の時に、同じクラスのSって言う奴との間に起こった出来事です。
コイツはいつも挙動不審でわけのわからない奴だった。
事業中はいつも寝ていて給食だけ食べていつも帰っているだけという感じだった。
もちろんクラスでは馬鹿にされていたし俺も馬鹿にしていた。
今にして思えば軽い知的障害があったのかもしれない。

小学校の3年か4年の頃も一緒のクラスで、
このSも含めて数人で鬼ごっこをやった事がいちどあった
チャイムがなった後にイスに座ったら終了と言うルールだった。
つまりチャイムがなった後に、鬼を残して全員が席についたら鬼が負けという事だ。

最初は俺がじゃんけんに負けて鬼になった。
Sは一人だけトボトボ歩いていたのですぐにSにタッチした。
Sは鬼になっても走らないでトボトボ歩いていた。
チャイムがなってもそれは変わらなかった。
チャイムがなるとみんないっせいに教室に向かい自分の席に着いた。

S以外は全員自分の席についた。
『あいつ追いかけてこないからつまんねーな』『あいつなんなんだよ』
などとみんなでSの文句をいっていた。そしてまもなくしてSは教室に入って来た。
そしてなぜか泣いているふうに見えた。Sはイスに座っている俺にまっすぐ向かってきた。

そしてあろうことか俺に殴りかかってきた。
どうやらイスから無理やり立たせようとしてきたのだった。
それとほぼ同時に担任が教室に入って来たので
そのまま喧嘩にもならないまま終わってしまった。
Sのやった行動はクラスの奴が全員みていたのでSと遊ぶ奴はもちろん、
話す奴もいなくなってしまった。
そしてSの半径5m以内に近づかないゲームというのがクラスで流行りだした。
これはSと同じクラスの間中ずっと続いた。
・・そういえばSが授業中に寝るようになったのもこの頃からだったような気がする。



255:これはチョット怖かった:2007/07/25(水) 19:00:09 ID:ixbWg1mQ0
171 :170:2007/07/23(月) 06:22:39 ID:MwfIi9S30
小学校6年の7月くらいに席替えでSと同じ班になった。
これは狭い会議室を一緒に掃除する事を意味していた。
さすがに近づかないゲームは終わっていたが関わりたくなかった。

この会議室は先生が見ていない場所なので、
だれも真面目に掃除をするものがいないところだった。
俺は手のひらの上にホウキを乗せてバランスをとって遊んでいた。
他のやつらも適当にホウキを振り回して時間を潰していた。
Sだけが糞真面目に掃除していた。

掃除の終わりを告げるチャイムが鳴った。
みんなそれと同時にホウキを掃除箱に放り込んで
逃げるように会議室をでていった。俺はほうきでバランスを取る遊びの途中だったので、
バランスを崩して終わったらホウキをしまおうと思っていた。
俺はバランスを崩しゲームが終わった時
会議室にSと二人きりということに気づいたので、
すぐにほうきをしまって教室から出ようと思った。

そして同時にしまったと思った。Sが掃除箱の前で仁王立ちしているのだった。
今思えばホウキをその辺にほっぽり出して教室から出ればよかったのだが。
ホウキが出ていると怒られると思ったので、Sに言った『そこ邪魔だからどけよ・・』
Sは言った『あの時タッチされてない』
そういうと猛ダッシュでSは俺から逃げていった。

教室に帰ってからもSは追いかけてもいないのに俺から勝手に逃げ回っていた。
自分のイスに座るとSはニヤニヤして勝ち誇った顔で俺を見てきた。
あの時の続きをやっているのだろうか??そしてこれは、この日から毎日続いた。
最初は呆れていたし相手にしていなかったが、
まえに突然殴られたときやり返していなかった事なども
あってか、凄くムカつくようになった。

しかし、タッチでもしようものならこの馬鹿と鬼ごっこをすることになると思ったのでこらえた。
相手にしなければ勝手に止めると思っていたが、Sの行動はエスカレートしていった。
トイレに行くのにもイスに座ったまま引きずりながら行くようになったのだ。
そして勝ち誇った顔で俺を見てきた。俺はSがムカついてしょうがなくなっていた



256:これはチョット怖かった:2007/07/25(水) 19:01:02 ID:ixbWg1mQ0
172 :170:2007/07/23(月) 06:23:51 ID:MwfIi9S30
そして俺はある事を思いついた。
終業式の日に俺がタッチして逃げれば学校が始まるまであいつはずっと
鬼になるのだから、もの凄く悔しがるに違いないと思ったのだ。
もちろんSは俺の住んでいるところを知らないし。教えてくれる友達もいない。
あいかわらずSは俺から逃げ回っていたが、
タッチされた時の悔しがるさまが想像できて
逆に笑えるようになって来た。

そして、とうとう終業式の日がやってきた。
俺はSが運動靴に履き替える為に上履きを脱いだ時に
タッチして逃げると言う作戦を立てていた。
終業式が終わり帰りの会も終わった。
俺はSを相手にしていないふりをしてそそくさと教室をでた。

Sは馬鹿なので学校で使う道具をこまめに持って帰っていなかったので、Sの机だけ荷物が
凄いことになっていた。俺は逃げやすいように手ぶらで済むようにしていた。
俺は運動靴をはいて、隠れてSが来るのをワクワクしながら待った。
30分くらいして、パンパンのランドセルを背負ったSが、荷物をひきずりながら歩いてきた。

Sが上履きを脱いだ。
俺はその瞬間うしろからSの頭をおもいっきりはたいて、『タッチーw』と
憎々しい声で言ってその場から全速力で逃げた。
Sは想像以上のもの凄い反応をした『ををぉーおー』ともの凄い大声で叫んだのだ。
俺は笑いながら走った。必死で悔しがりながら走ってくるSを見てやろうとふり返った。
この時はあの大荷物じゃ走って追いかけてきてないかもしれねーつまんねーのなどと思っていた。

しかしSは靴下のまま、荷物もほっぽり出して俺を追いかけてきていた。
Sの必死さに俺は大笑いしながら走った。
Sは『殺す!』『呪う!』『待て!』をもの凄い声で叫んでいた。
最後のほうは喉が変になっているのに無理やり出しているような声だった。
俺は家に帰ってからも笑いが止まらなかった。あーせいせいしたと心から思った。



257:これはチョット怖かった:2007/07/25(水) 19:02:11 ID:ixbWg1mQ0
173 :170:2007/07/23(月) 06:24:42 ID:MwfIi9S30
夕方頃、家でテレビを見ていると、『をおうー』という人間とはおもえないような声が聞こえた。
Sが殺すといっている声だと直感的に感じ冷や汗がでてきた。
あいつ、まだ探してるのかよ・・俺・みつかったらどうなるんだよ・・と
その日の夜、家に緊急電話連絡網が、回って来た。
Sが死んだからだ。

トラックに跳ねられたらしい・・
後で知った事だが信号を無視して道路に飛び出してきたらしい
そして靴を履いておらず足の裏と喉がズタズタだったそうだ。
そして、Sが事故にあった時間は丁度おれがあの声を聞いた時間だった。
Sが大荷物で教室から出てくるのが遅いせいか、俺が関っている事は誰にもばれなかった
もしかしたら死ぬ直前まで、Sは叫びながら走り続けていたのかもしれない・・

あの不気味な声だけで終わればどんなに幸せだった事か・・



258:これはチョット怖かった:2007/07/25(水) 19:02:50 ID:ixbWg1mQ0
175 :170:2007/07/23(月) 06:30:00 ID:MwfIi9S30
その夜、Sが死んだ日に聞いたあの声が聞こえてきた。
今度は追いかけられる番なのかもしれないと思った。
それからというもの、俺は毎日イスに座って過ごしている。

イスに座っていれば安全かもしれないと思っているからだ。
今はまるであの時のSのマネをしているような生活をしている。
イスに座って寝ている様など、授業中に寝ていたSそのものだ。
今ではSのように他人が突然追いかけてくるようにおもえて近づくことができない
また半径5m以内に近づけないゲームをやることになるとは、何と言う皮肉だろう。




259:本当にあった怖い名無し:2007/07/25(水) 19:07:07 ID:ZUcwUSHWO
Sの事を想うと怖いというより切ない

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おばけの木 [洒落にならない怖い話19]

一週間くらい前の話。
うちの近所に公園があって。
その公園の中にあるデカイ木は、なんか不気味で俺や地元の子供は
「おばけの木」とか「あの木の下には幽霊が出る」なんて事を言ってた。

俺には隣町に住んでる祖母がいて、子供の時に、その公園に祖母と行った時に、
「おばあちゃん、あの木の下にはお化けが出るんだよ」みたいな話をした。
その婆ちゃんが、2ヶ月前から、事情があってうちで同居し始めたんだけど、
婆ちゃんは風呂が好きなんで、近所にあるスーパー銭湯に、
先週、一人で自転車で出かけたんだ。

そしたら、帰ってきてから俺に、
「さっきあの公園の前を通ってきたんやけど…あの木はホンマに夜みたら気持ち悪いなぁ」
って言うんだよ。
めちゃくちゃビックリした…
なぜなら、その数日前にそのお化けの木は切り倒されたから。
婆ちゃんにその事を言うと、「えっ!?じゃあ違う木と勘違いしたんかなぁ…
でも、確かにあの木が、お前が昔お化けの木って呼んでた木やと思うんやけど」とか言ってた。
婆ちゃんが見た木は何だったんだ…ただの勘違いだと思いたい…




248:本当にあった怖い名無し:2007/07/25(水) 17:39:06 ID:rAoswz+lO
>>246
こういう話好きだ

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