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中国大事件「13年周期説」 ― 2015年に波乱が起きる!? [予言予知2]

年末年始、いかがお過ごしだろう。過ぎゆく年に思いを馳せ、来たる年への希望に胸を膨らませるこの時期に、あえて“歴史の周期”について考えてみたい。

 歴史が、一定の周期に従って流れているという思想は古くから各地に存在していた。太陽系にある9つの星の公転周期により、地上の出来事を予知しようとする西洋占星術だけでなく、十干十二支の星回りに基づく中国系占星術や九星気学もある。また、ユダヤ・キリスト教の一部では、神の万物創造から7000年で終末が来るという主張もあるし、ほぼ11年で増減を繰り返す太陽黒点の活動周期を、地上の出来事と結びつける科学者もいる。

 こうした天体上の周期と地上の出来事に、何らかの相関関係が存在するかどうかは今のところ不明だが、ある特定の国の歴史上、一定の周期ごとに重大な事件が起きる例はいくつか見られる。


■米国の大統領は……

China13.jpg
 最も有名なものは、末尾に「0」のつく年に当選した米国大統領は任期途中に死亡するという「大統領の呪い」だろう。これについては、木星と土星の会合(2つの惑星が接近する)、所謂「大会合」の周期との関係を指摘する声もある。

 他にも、中国史において794年の周期が見られると指摘する者もいる。これを応用し「794年の周期前半は国家が繁栄するが、後半は衰退に向かう」という理論を唱えたのが、米国人西洋占星術師のチャールズ・ジェインである。彼の理論が他国に適用できるかどうかは不明であるが、日本にも当てはまるとすれば、この国は1981年から衰退期に入ったことになる。


■中国、13年周期の怪

 ところが、中国の歴史をよく調べてみると、実はもっと短い周期で、定期的に重大事件が発生していることに気づく。1885年、日清間で天津条約が締結された年から、ほぼ13年ごとに、何らかの重要な出来事が中国で発生しているのだ。この13年周期は、時に12年、時に14年と間隔がバラつくこともあるが、現代までほぼ13年の周期が生きている点が実に興味深い。

まずは1885年の天津条約から13年後、1898年には、ドイツ・ロシア・フランス・イギリスが相次いで清朝の各都市を租借している。その13年後の1911年には、辛亥革命で清朝が滅び、さらに13年後の1924年に第一次国共合作、そして中華人民共和国の成立はそれから12年後の1949年である。その後もほぼ13年ごとに重大な変化が訪れている状況に変わりはない。

 さて、1949年から13年後の1962年には中ソ対立が表面化し、その後は、14年後の1976年に毛沢東と周恩来が相次いで死去した。そして13年後の1989年に発生したのが天安門事件である。天安門事件から13年後、2002年には何があっただろう。この年、長江が大規模な氾濫を起こし、1億人もの被災者が出たのだ。そこから13年後というと――そう、2015年である。過去の例に鑑みると、2002年の長江の氾濫以外は、いずれも政治的な事件であるから、2015年は中国で政治的に重要な何らかの事件が起きる可能性を感じざるを得ない。


 なお、約13年という周期は、西洋占星術における冥王星と木星の会合周期に一致するが、この会合が中国で事件のあった年と重なって起きているわけではない。また、第二次世界大戦や日清戦争など、この13年周期以外の年に起きた重大事件があることも申し添えておく。いずれにしても、2015年の中国情勢も引き続き注視する必要がある。

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タグ:予言 予知
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