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藁人形 [洒落にならない怖い話27]

小学校3年生のとき、近所の男の子に石を投げられて「でぶす!!」と言われた。
あったまにきたから、家に帰って飾ってあった注連縄を解いて藁人形を一心不乱に作った。当時私は毎月サスペリアを熟読していたので、漫画に出てくる藁人形を真似して作った。
石を投げてきた男の子は、学年が一つ下だったから名前がわからなかった。

隣に住む男の子が同じ学年だったため、さっきの男の子の名前を聞いた。
お手製の藁人形にその男の子の名前を筆で書いた紙を貼って、近所の砂場で拾ったでっかい釘を藁人形に刺した。
親には「注連縄をそんな風に藁人形にするなんて。」と呆れられたきがします。

それから間もなく、私をデブスといった男の子は腕を骨折していました。
当時の私は、「なーんだ、死ななかったんだ。」と藁人形の力の無さに憤慨していました。

今考えれば、腕の骨折だけでもすごいじゃん…って感じですけどね。

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