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「2ちゃんねる」でも予言されていた!? 長野県地震、9つの予言と前兆 [予言予知2]

先月22日、22時8分に長野県北部で発生したM6.7の大きな地震は、「長野県神城断層地震」と命名された。震源は、神城断層に一致し、この活断層の一部が動いたことによる直下型地震である可能性が高いとされている。神城断層は長さ約26キロで、「糸魚川静岡構造線(略称:糸静線)」という、本州を縦断する活断層帯の一部を構成する。

 実は、数名の予言者や科学者がこの地震発生を見越していた上、様々な前兆現象も起きていた。今回はそれらを整理してみたい。


■科学者たちは予測していた

・村井俊治氏
 まず、以前の記事でも紹介したが、「電子基準点」のデータが示す地殻変動に基づき地震予知を行う村井俊治・東大名誉教授は、『週刊ポスト』(2014年5月30日号、小学館)で、半年以内に震度5以上の地震が起きる可能性が高い“4つの警戒ゾーン”をまとめている。その一つが「飛騨・甲信越・北関東」となっていたが、これは今回の地震の前兆である地殻変動を捉えていたと言えるかもしれない。

・木村政昭氏
 また、これまで数多くの大地震を予測・的中させてきた木村政昭・琉球大学名誉教授は、内陸型の活断層地震の場合、「この期間に地震が起きる」といった断定が難しいとして、明確な発生時期を予測していなかった。しかし、2004年12月発行の著書『これから注意すべき地震・噴火』(青春出版社)で、氏は「長野県構造線空白域」が要注意地域と明示していた。これは、今回の地震を引き起こした糸静線を含む領域である。


■地震を予知していた人々

・松原照子氏
 松原照子氏は1月23日のブログの“世見”で、「千葉沖、茨城沖」と題して、「昨年の暮れに地図を触ると今年はギリギリセーフ感を感じていましたが、今日は6クラスあるいは6強クラスは来る気になっています」と綴っていた。震度6弱の地震は今年初めてだったことを考えると、発生の場所こそ異なるものの、今回の地震を感じ取っていたのかもしれない。

 さらに同氏の1月30日の“世見”では、「長野県は少し沈み込み気味だとかお聞きしても心配だけが残りますが」と記されている。前項の木村政昭名誉教授は、地震後に『日刊ゲンダイ』の取材に応じ、「日本最大の活断層・糸静線や富士山周辺の地殻が少しずつ下がっているのです」(2014年11月25日、株式会社日刊現代)と語っているが、松原氏はこのことを世見していた可能性もある。

・新りんごあめ氏
 もう一人、以前の記事で紹介した、9月の御嶽山噴火を夢予知して一躍知られる存在となった「新りんごあめ」氏も、今回の地震を予感していたようだ。11月11日の自身のブログで、今後地震が発生するおそれがある場所として「内陸長野ど真ん中から東で山間部から、日本海方向?」と指摘している。“長野県のど真ん中”は岡谷市あたりで、そこから日本海方向の山間部といえば、ちょうど今回の地震の震源あたりではないか。新りんごあめ氏は、夢予知だけでなく、覚醒時に霊感で予知することもできるのだろうか。

・「2ちゃんねる」ユーザー
 この他、実は巨大掲示板サイト「2ちゃんねる」でも、今回の地震を予言していた人がいる。10月28日、匿名の人物によって次のような一文が書き込まれた。

「11月にまた日本でエボラ騒ぎがあるよ。アフリカ帰りの男性が発熱をだしエボラの疑いがでるよ。 結果は陰性で終わるよ。しかし結果が出た日から二週間後に大きな地震」

 リベリアから帰国した男性が発熱症状を訴え、検査を受けて結果は陰性となる出来事があったが、この日が11月7日であり、長野県の地震はそれから2週間と1日が経った日に発生した。このことは、果たして偶然の一致として済ませることができる話だろうか?

・ミッヒー氏
 さらに、地震の前兆を“体感”する主婦としてお馴染みのミッヒー氏は、11月17日にTwitter上で、「M6クラス超大きめ体感あり!」とつぶやいており、氏の“体感”から1週間以内に地震が起きるという前例の通り、規模も含めて今回の地震を的中させた。ちなみに、筆者も11月18日と19日に酷い頭痛と胃の不快を体感していたが、これはやはり地震の前兆としての電磁波によるものだったと思われる。通常、筆者の“体感”は、ミッヒー氏の“体感”から1~2日遅れて始まることが多いが、これは個人差によるものだろうか。


■数々の不思議な現象も!

・新月トリガー
 次に、前兆現象が起きていたか検証してみよう。今回の地震が起きた日はちょうど新月で、いわゆる「新月トリガー」が作用する時期だった。以前の記事でも書いたが、2012年12月に防災科学技術研究所(NIED)の田中佐千子研究員が、「東日本大震災は月や太陽による引力が『トリガー』となった可能性が高い」という説を発表。「月の引力は、地震を引き起こす力の1000分の1程度しかないが、『トリガー』にはなり得る」と指摘している。やはり満月・新月には大地震が起きる可能性が高くなるようだ。

・小さな前震
 また、11月18日から19日にかけて長野県北部ではM2クラスの地震が数回起きていたが、政府の地震調査委員会は、これが前震だった可能性を示唆している。小規模の地震がその後の大地震の「前震」であったかどうかは、大地震が起きて初めて分かることであり、それ以前に判断するのは困難だとされるが、ある地域で小さな地震が続く場合、注意するに越したことはないだろう。

・光学現象
 それ以外にも、今回の地震の1~2日前から、「日暈(にちうん、ひがさ)」、「幻日」、「環水平アーク」、「環垂直アーク」といった光学現象が各地で観測されていた。「日暈」とは、太陽の周りに虹のような光の輪が現れる光学現象だ。「幻日」は、太陽から少し離れた位置に、同じ高度で光が見える光学現象のことを指す。「環水平アーク」は、太陽の下に水平に近い形で現れる虹で、「環垂直アーク」は太陽の上方に現れる虹のことだ。

 筆者のブログに報告を寄せてくれたレビ氏は、20日に金沢市で発生した日暈の撮影に成功している。さらに地震発生の朝には、各地でうろこ雲のようではあるが、さらに気味の悪い印象を与える雲が出現していた。「今日、地震ありそうだな」とTwitterでつぶやく人もおり、話題になった。


 以上のように、何の前触れもなく突然発生したと思われる地震でも、実際には予言・予測していた人々が存在したり、さまざまな前兆現象も起きているのだ。このような情報に日頃から注意深く接していれば、今後いつ起きるかもしれない超巨大地震から、家族や自分の命を守ることにつながるだろう。

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タグ:予言 予知 地震
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