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【東日本大震災】本当に3.11を予測していた予言者・科学者10人!! 総まとめ [予言予知]

2011年3月11日に発生した東日本大震災から、ちょうど3年たとうとしている。この地震は誰も予測し得なかったということで、「想定外」の言葉が流行語のように使われたが、実際は一部の予言者や科学者たちによって予測されていた。今回は、過去の記事で紹介した人々も含めて、まとめて紹介したい。


■最もピンポイントで3.11を予言した預言者:松原照子氏

 今回紹介する予言者・科学者の中で、もっともピンポイントで3.11を予測していた人として、この人を筆頭に挙げなければならないだろう。

 松原氏は2011年初頭から自分のブログで、大災害を予見する記述を何度かしてきた。1月22日には「今年に入って胸騒ぎがしてならなかった。アァ ついに我国も大災害の壺に嵌ったのかと」(ブログ『幸福への近道』より、以下同じ)と、大震災の発生を予見していた。

 さらに、2月16日の記事は最も有名になった予言が掲載されている。太平洋側で揺れそうだと書き、「『陸前高田』と云う地名が声にならない会話を自分にしています。どこにあるのだろうと探してみると見付かった。指で感じ取ろうとしたが  期待ほど感じなかったが釜石辺りが赤く見えた」と、津波で甚大な被害に遭った岩手県の2つの地名を挙げていた。

 実は松原氏は、震災の前年6月頃から3.11を世見するようなことを書いていた。2010年6月25日のブログ記事では、地震に関して「太平洋側は、今からも油断が出来ない。『石巻』この地名が浮かんだ」と綴っていた。石巻市は、この大震災で宮城県最大の3千人以上の死者が出た場所だ。筆者の知り合いのある女性は、以前から松原氏のブログを愛読していたが、この日の記事を読み、石巻の近くに住む娘さんに、地震の備えをよくしておきなさいと伝えたという。それで娘さんは防災対策をしていたが、自宅前まで津波が達したものの、一家は一時避難しただけで全員無事だったそうだ。松原氏は現在ほど有名ではなかったものの、予言によって命を助けられた人々もいたようだ。

■山梨のじいちゃん

 これは、3.11以前に2ちゃんねるに書き込まれたとされる予言だ。投稿者が「俺の山梨のじいちゃんの予言 聞きたい?」と書いて始まったスレッドで、大震災の約1カ月前に書き込まれた投稿で、大震災を予見するようなことが書かれていた。

 その「じいちゃん」は、「もののけが棲みついているらしい」という手のひら大の水晶を川で拾ってきてから、予言ができるようになったという。

2011/02/19の投稿では、「年末か来年になると大規模な放射能事故がおきて大騒動がおきるらしい」とあり、期間は早まったが福島原発事故を予言していた。翌日の投稿では、「2011年  九州は火山で震え、関東は地震で崩れ、東北は放射能で汚染される」とあり、東北の部分はその通りになった。何分、匿名掲示板の投稿のため、本当にそのような老人が存在するのかどうか不明で、「たまたま的中した」ものかどうかは、判断が難しい。


■魚ちゃん

 あまり知られていないが、日本で他に3.11を予言していたとされる女性がいる。東京・新大久保で韓国料理店を経営する「魚ちゃん」で、「激辛鑑定士」として占いをすることで知られている人物だ。「Flash」(光文社)の記事によると、ある時、テレビの取材で2011年の予想をしてほしいと依頼され、「11年は大きな災害、地震起きそうです」と答えたそうだ。質問された時に、何かドンドンドンとすごい音が頭の中に聞こえ、これは地震の前触れなのだと気づいたという。だが、日本で大きな地震は頻繁にあることで、これだけではM9クラスの巨大地震を予言していたとするには、多少弱い部分があるかもしれない。(2011/03/22 アメーバニュースより)


■飯田亨氏

 飯田亨氏は、中国の陰陽論や九星などの暦による占術を取り入れた独自の「陰陽自然学」の手法で未来を予測する人物だ。2004年から2013年の世界の出来事を予測した本『地球核力激震10年』では、この10年間は世界の経済が根底から変化する大激震の時代になり、天変地異も続発するとしている。そして2011年の予測として、3月6日~4月4日および7月7日~11月7日には、「極めて重大な政治経済局面、超大火災、天変地異、伝染病、カタストロフィ、核事故警戒」(飯田亨著『地球核力激震10年』産業能率短期大学出版部より)とあり、これが東日本大震災と福島原発の事故を予測していたとされる。

 地震と津波と明示していない点が弱いかもしれないが、そう滅多に起きない「核事故」を指摘していた点は注目に値するかもしれない。


■ジョセフ・ティテル氏

 米国の著名なサイキックであるジョセフ・ティテル氏は、毎年年頭にインターネットラジオとブログで、その年に世界で起きる出来事を予言する。2011年の予言は、1月11日にブログで公開されたが、そこで津波について「3つの大きなものが12ヶ月から14ヶ月の間に起こり、地域は完全に壊滅する。一つは日本を襲うかもしれず…」と書いていた(ブログ「Spirit Man Joseph Tittel」より)。また、「日本と中国で3つの大きな地震が発生し、以前以上の荒廃をもたらす」とあるが、震災3日前のM7.3の前震や当日のM7クラスの余震も含まれているのかもしれない。

 別記事で書いているが、2014年も日本で大きな地震があると予言しているので、警戒したいところだ。

■エド・デイムズ氏

 米国のエド・デイムズ少佐は、リモートビューイング(遠隔透視)の能力でよく知られる人物だ。2003年にデイムズ少佐はテレビ朝日の番組『東京Xデー予知警告スペシャル』(2003/11/26放映)に出演し、将来の地震について遠隔透視を行った。その結果として、地震によって原発事故が発生し、チェルノブイリ級の放射能漏れ事故になると透視した。だが少佐の主張によると、テレビ局は視聴者を怖がらせたくないため、この部分を放映しなかったという。

 この透視は2005年の春に大地震と原発事故についてのもので、発生時期にかなり遅延があったものの、チュエルノブイリに匹敵する事故という透視は現実になった。


■ジョー・マクモニーグル氏

『FBI超能力捜査官 ジョー・マクモニーグル』(ソフトバンククリエイティブ)

 米国のジョー・マクモニーグル氏といえば、日本でもっとも名が知られた米国のサイキックの1人だ。エド・デイムズ少佐と同様に、リモートビューイングの能力により、行方不明の人物の捜索を行うことなどを得意とするが、未来の出来事を予測することも行っている。2006年に日本で出版された『未来を透視する』(ジョー・マクモニーグル著、ソフトバンク・クリエイティブ)では、21世紀半ばまでにもわたる未来の予言が散りばめられている。日本の読者向けに書き下ろされた章では、「日本を襲う津波」として、2008年から2067年まで、6回の津波の予測が表になっている。そのうち、2010年晩夏に高さ13mの津波が起きるとしている。

 この表では、2011年には津波が起きるとしていないため、3.11の発生を予言できなかったという意見があるが、前述の2010年の透視が半年ほどずれ込んだという解釈が許されるならば、的中の部類に入るかもしれない。


■木村政昭氏(琉球大名誉教授)

 阪神淡路大震災や新潟県中越地震など数多くの地震・火山噴火を予測・的中してきたことで知られる琉球大名誉教授・木村政昭氏については、以前の記事で何度か紹介してきた。3.11の4年前の2007年6月に沖縄市で開かれた「第21回太平洋学術会議」で木村氏は講演を行ったが、その際に配布された資料で、地図上の東日本沖のところに「2005年±5(M8±)」と記してあった。

「太平洋プレート西縁で行われている地殻変動を示す琉球列島の海底遺跡」と題した講演は、3名の地震学者による共同研究の成果の発表だったが、その結論として、太平洋プレート西縁で新たなサイクルの地殻変動が始まったことが示唆されていた。東北地方太平洋沖地震の発生によって、その危惧が的中してしまったことになる。

■アレクセイ・リュブシン博士(ロシア)

 ロシア・シュミット記念地球物理学研究所のアレクセイ・リュブシン博士は、2014年春までに南海トラフでM9クラスの大地震が発生すると予測しているということで、以前に何度か紹介した。リュブシン氏の地震予測は、日本の独立行政法人防災科学技術研究所(NIED)がWebサイトで公開している低周波微動(無感の低周波域の地面の振動)のデータを使用しているという。リュブシン氏は2008年にも同様のデータを使用して、2011年3月11日に発生した東日本大震災の地震を予測していた。その方法論の詳細などは明らかにされていない。


■村井俊治(東京大学名誉教授)

 東京大学名誉教授の村井俊治(しゅんじ)氏は、過去記事で紹介したように、2014年3月までに南海トラフ地震が発生すると予測している。その予測方法は、国土地理院が全国1240ヶ所に約20Kmの間隔で設置した「電子基準点」を利用した独自の手法であり、75%の的中率を誇るとしている。東日本大震災の前には、5週間前から前兆現象が始まり、4~3週間前に最大の変動が見られた。この時には、牡鹿半島あたりの電子基準点で最も異常が出ていたという。この時には研究の途上で、いつ頃大きな地震があるとまでは予測ができなかったのだろうが、前述の南海トラフ地震の予測なども含めて、より精度の高い予測ができるようになることを期待したい。


 今回紹介した以外にも、諏訪大社の筒粥神事などのような「神による予言」のようなものもあり、また様々な宏観現象などの地震前兆も報告されていた。3.11を「人工地震」とする陰謀論が存在するが、人工だとした場合に、これらの前兆現象を説明できないのが弱点だろう。また、前述の科学者たちが人工地震を「予測」できるはずもない。

 ここで紹介したように、超常的・科学的な手法によって将来の大災害を予測している人々もいるのだから、科学者たちに予言を信じろとは言わないが、このような先駆的になるかもしれない研究には目を向けていただきたいものだ。

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タグ:予言 予知 地震
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