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頻発する「スロー地震」は大地震の前兆か? 政府機関やNHKも異例の扱い! 千葉県沖が危ない!? [予言予知]

■「スロー地震」とは?

「スロー地震」という言葉をご存じだろうか? 英語では「スロースリップイベント(SSE)」、日本では「ゆっくり地震」「ゆっくりすべり」などとも呼ばれる。

 この言葉を説明する前に、地震の定義を再確認しておくと、スロー地震研究の先駆者である川崎一朗京大名誉教授の言葉を借りれば、「(地震とは、)断層が突発的に高速滑りをはじめ、滑り面が毎秒数キロメートルの高速で拡大しながら地震波を放出する現象」(『スロー地震とは何か―巨大地震予知の可能性を探る』川崎一朗著・日本放送出版協会より)だ。そして、「スロー地震」とは、この「高速」を「スロー」に置き換えたものだという。つまり、地震計では記録されない、数時間、数日間、数カ月間といった長周期の地殻変動を引き起こす現象だ。


■「警戒が必要」と政府機関も発表

 このスロー地震は、通常の地震と異なり、被害をもたらすものではない。では、何が問題かというと、時には大地震の前兆となり得るということだ。そして今、それがリアルタイムで発生しているのだ。国土地理院は10日、「今月2日頃から10日にかけ、房総半島沖で、地下のプレート境界がゆっくり滑る『スロー地震(スリップ)』とみられる現象を観測した」と発表した。

 同様の現象は、3.11の後の2011年10月以来だという。房総半島は北米プレートの上に乗っている形になっているが、その下に沈み込んでいるのがフィリピン海プレート。そして、今回、両者の境界でのゆっくりした滑りによってスロー地震が起きたというのだ。

 国土地理院によれば、新たな巨大地震の恐れもあり、監視を続けるという。また、NHKのニュースでは、「スロースリップが起きると、数カ月間、地震活動が活発になることがあり、念のため注意してほしい」と、気象庁が話していると報じた。

 これに対し、Facebookの地震関連グループなど、ネット上では、政府機関やNHKにしては異例の報道だということで、これは警戒が必要だと話題になっている。

■巨大地震との関連は? スロー地震発生の間隔が短くなると危険!?

 スロー地震研究の第一人者となっている東大地震研の小原一成教授によれば、スロー地震という現象は巨大地震の発生と何らかの関係があり、これを観測することにより、巨大地震の発生や切迫度の予測に応用できる可能性があるという(2013年9月18日付け読売新聞)。

 房総半島沖のスロー地震は、2002年、2007年にも起きているが、その後、別の地震が起きている。元東大地震研究所准教授の佃為成氏は、日刊ゲンダイの取材で「問題は間隔が短くなっていること」だと語っている。また、前出の東大地震研・小原教授は、「週刊女性」(2014年2月4日号)で、「“スロースリップ”が起こる間隔が徐々に短くなっていった後に、大地震がくることがわかっています」と述べている。

 実は、3.11の直前の2月中旬と3月9日にも、スロー地震が発生していた。前出の川崎一朗氏の著書『スロー地震とは何か』によると、宮城県沖から茨城県沖にかけての地震エネルギーの計算では、30年~50年に1度の割合でM8クラスの巨大地震が起きても不思議ではないが、それが起きないのは、巨大地震に代わるスロー地震によって、ひずみが解放されていたのではないかという。

 この本は2006年に出版されたが、東日本大震災に関しては、スロー地震だけでは抑えきれずに、その後に東日本大震災が起きてしまったということなのだろうか。


■巨大地震は、いつどこで起きるか?

 では、次に来る巨大地震は、いつ、どこで起きるのだろうか。前出の週刊女性の取材で小原教授は、いつと時期は予想できないが、「場所は特定できます」として、「東北や南海トラフではなく、千葉県沖で間違いない」と断定している。

 さらに、地震予測団体「e-PISCO」で潮位と地震の関係を研究する金子光広氏によると、3.11の発生1時間前に、三陸沖は14センチ低下したが、房総沖では1月2日から、普段より20センチも下がったという。

 スロー地震は、それ自体の「すべり」が蓄積された歪を解放して巨大地震の発生を抑えることもあれば、巨大地震の前兆となることもあるようだ。今回の房総沖でのスロー地震も前者のケースであってほしいものだが、さてどうなるだろうか。

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タグ:予言 予知 地震

大災害は起きるか?  科学者・教授・予言者たちの「2014年の予言・予測総まとめ」 W杯の結果も!? [予言予知]

今回は、2014年あるいはそれ以降に起きるとされる自然災害など、的中したら世界や日本が「大変なこと」になるという予言や予測を中心に紹介する。

 まずは、大地震や火山噴火を予測し、発表している科学者から。

【識者たちの、2014年の予測】


■村井俊治・東大名誉教授…2014年3月に南海トラフ地震

 過去記事でも紹介した東大名誉教授で測量学の権威・村井俊治(しゅんじ)氏は、電子基準点を利用した独自の地震予測方法により、75%の的中率を誇る地震予測が可能だとしている。2014年は、3月までに南海トラフ地震が発生すると予測。


■アレクセイ・リュブシン・ロシアの理学研究博士・・・2014年春までにM9クラスの地震

 ロシア・シュミット記念地球物理学研究所のアレクセイ・リュブシン氏は、日本の独立法人防災科学技術研究所が公開している低周波微動データを利用し、2014年春までに南海トラフでM9クラスの大地震が発生すると予測している。なお、リュブシン氏は同データにより、3.11も予測していたという。村井氏とリュブシン氏は、異なるデータを用いているにもかかわらず、同時期(今年春まで)に南海トラフ地震が発生すると予測しているのが不気味ではある。


■濱嶌良吉・元前橋工科大教授・・・2015年春までに富士山噴火、首都直下地震

 地殻活動の専門家で元前橋工科大学教授の濱嶌(はまじま)良吉氏は、独自の研究により、2015年春までに箱根山と富士山の噴火、及び首都直下地震が発生すると予測している。


■木村政昭・琉球大名誉教授・・・2016年までに富士山噴火

 3.11や阪神淡路大震災など数多くの地震・火山噴火を予測・的中してきたことで知られる琉球大名誉教授・木村政昭氏については、「西之島新島の記事」などで何度か紹介してきた。その記事でも紹介したが、「伊豆小笠原スーパー巨大地震(M8.5)」が起きる時期を、2012±3年(2015年まで)と予測。また、富士山噴火については、2013±3年(2016年まで)としている。なお、南海トラフ地震については、数十年間は起きないだろうと予測。濱嶌氏と木村氏も、異なる方法論により富士山の噴火を同時期に予測している。

 以降は、予言者の災害等に関する予言を見ていくことにしたい。

【予言者たちの、2014年の予言】

■ジョセフ・ティテル氏・米有名超能力者・・・2014年、M9以上の地震が日本で!?

 米国の有名超能力者であるジョセフ・ティテル氏については、「正月の記事」で2013年の予言を紹介したが、すでに2014年に世界で起きるという予言の暫定版が「ネットラジオ」上で公開されている。それらの中で、特に重大と思われる予言を3つほど紹介しておく。

【予言5】M9より大規模の地震で福島の問題を引き起こす。
【予言10】2011の時よりも大きな津波が世界のどこかで発生する。
【予言33】早ければ1/11、遅くとも3月末に大地震・津波が起きる。

 福島の問題といえば、それ以上説明不要だろう。【予言10】と【予言33】については、場所は明らかにされていないが、日本であってほしくないものだ。ティテル氏の2014年の正式版は、例年どおりならば数週間後に公開されるので、また別の機会に紹介することにしたい。


■渋谷のゲイバーのママ・・・2014年春に日中戦争、2015年5月末に関東大震災

 渋谷の某ゲイバーのママが、今注目を浴びている。2013年9月13日号『週刊ポスト』(小学館)に掲載された記事によると、そのママは、占い師・霊能者としても人気があり、市川海老蔵氏や中西モナ氏(旧姓山本)も信奉者だそう。そして、ママが同誌記者の健康運を占ったところ、2015年の5月末に起きる「関東大震災」でケガをすると言われたそうだ。震源は房総沖で、大津波によって川口市あたりまで水没するという。専門家によると、外房の地震で津波は川口まで到達しないが、仮にそのような津波があるとしたら、東京湾を回ってくるのかもしれないとか。津波が荒川を遡上するということなのだろう。また、2014年春には尖閣問題が悪化し、中国が攻めてきて日中戦争が勃発するという不気味な予言もしている。

■リシル氏・主婦予言者・・・2015年夏に東海地震

 「体感」と「霊感」による地震予知・予言で、今まで自信のブログやツイッターで数々の地震を的中させてきた、主婦予言者のリシル氏。「先月のインタビュー記事」で書いたが、リシル氏は霊感を使い、「霊さん」というエネルギー体から地震が起きる時や場所を教えてもらうことがあるという。その「霊さん」によると、2015年の夏に東海地震が起きるそうだ。

■松原照子・日本で最も有名な予言者・・・2014年に大災害はセーフ!?、W杯は予選突破

 最後は、日本有数の予言者・松原照子氏が、2014年以降に起きるとしている予言を紹介したい。

 1月4日の同氏ブログ「幸福への近道」によると、「今年は大災害はギリギリセーフに思えて少しホッとしている」とあるが、「5強、6弱クラスは今年も覚悟しないといけない」とも書いている。

 富士山噴火については、前述の科学者たちと同じく「2014年~2016年、どれほど待っても2021年より先ではない」(『女性自身』2013年7月9日号、光文社)と語っている。

 また、松原氏が25年以上前に書いた著書『宇宙からの大予言』に記されている日本最大の災害“日本列島が真っ二つに割れる”という東海地震を含んだ予言(詳細は「過去記事」参照)がある。この大災害はカレンダーが赤くなる「魔の水曜日」に始まるという。つまり、祝日の水曜日ということだ。幸いにして、水曜日が祝日になる日は、今年はない。だが、2015年は2/11、4/29、5/6、9/23、12/23と、該当する日が非常に多い。

 …と、このように悲惨な出来事の予言ばかりになってしまったが、とにかく現実になってほしくないものばかりだ。

 最後に1つぐらいは楽しくなるような予言を、ということで、スポーツの話題を。2013年11月28日の松原氏のブログでは、日本中がサッカーで大喜びしている夢を見たとある。それによると、ワールドカップで日本は「予選でなく上のクラス」まで行き、抽選の結果で人々が幸運だったと言っていたという。どうもワールドカップで日本が善戦するようだが、昨年12月7日の抽選会では、日本はC組に決まり、大激戦の組に入らなかったということで、幸運だったと思った人も少なくないだろう。その点では、すでに的中したと言えるかもしれない。本当に日本が善戦して「想定外」のところまで上って行けるのか、楽しみなところだ。

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タグ:地震 予言 予知

ダイオウイカの出現は大地震の前兆か? 2月、3月の地震に注意!? [予言予知]

今回は、何かと話題に上っているダイオウイカが地震と関係あるかどうかについて書いてみたい。ダイオウイカ(大王烏賊)は深海に棲む巨大なイカで、「北米、ヨーロッパ付近の大西洋、ハワイ島付近、小笠原諸島」などの広い範囲で発見されているが、発見例は少なく、その生態は詳しくわかってはいない。日本では、昨年1月に小笠原諸島の深海で生きているダイオウイカの撮影に世界で初めて成功。『NHKスペシャル』で放映され、話題となった。

 世界でも日本近海でも目撃されることが珍しいダイオウイカだが、今年に入って日本での捕獲が相次いでいる。まず1月4日に富山県氷見市沖の定置網に体長3.5mの個体がかかり、8日には新潟県佐渡市沖で体長4mの生きたダイオウイカが、19日には同県柏崎市の海岸で体長3~4mのものが打ち上げられ、さらに20日には鳥取市沖で底引き網に約3.4mのものがかかった。


■単なるブームなのか?

 短期間でこれだけの捕獲が続いていることから、地震の前兆ではないかという声も上がっているが、どうなのだろうか。

 ダイオウイカの世界的な研究者である国立科学博物館の窪寺恒己博士は、FNNニュースの取材に対して、強い寒気団や強い西風などの条件が合ったときに、何個体かのダイオウイカが現れるとして、2006年冬に6個体が日本海で挙がったケースを指摘している。これに対して、タレント、イラストレーターで、東京海洋大学客員准教授でもある魚類学者のさかなクン(宮澤正之氏)は、異なる意見をもっているようだ。専門家たちが海流の変化説や地震の前兆説を唱える中で、さかなクンは一言「ブームだから」との見解を述べたということが、ネット上で一躍話題になった。つまり、いままでもダイオウイカは水揚げされていたが、NHKの番組が火付け役となって注目される前には、不味くて食べられないために捨てられていただけだというのだ。それが、ダイオウイカがブームになってからは、地元メディアの耳にも届くようになり、地方紙などで取り上げられる機会も増えたということだろう。

■深海魚と地震の関係 ダイオウイカは本当に地震と関係がないのか?

・深海魚と地震の相関関係はある可能性が高い

 では、ダイオウイカは地震の前兆とはまったく関係がないのだろうか。筆者は地震前兆現象を研究する中で、特に動物の異常行動については多くの事例を収集してきたが、リュウグウノツカイ(竜宮の遣い)をはじめとする深海魚たちは、大きな地震の前に姿を表すケースが非常に多く、両者の相関関係はあるのではないかと考えている。

 特に、リュウグウノツカイのケースは無視できないほど多く、拙著『大地震の前兆集~生き残るための必須知識《動物編》』では、前兆現象である可能性がある例を30件以上、表にまとめている。例を挙げると、2011年3月11日の東日本大震災(M9.0)の2カ月前の1月19日には、小田原の定置網に掛かり、2月21日には、山口県阿武町宇田の定置網と、鳥取県・隠岐諸島の中ノ島でも捕獲されている。山口県と鳥取県の事例は日本列島の反対側のため、判断が難しいところだが、震源から1,000キロ以上離れた日本海側の海底でも前兆が現れていたとすれば、驚くべきことだろう。

・ダイオウイカと地震との関係はグレー。だが・・・

 日本では・・・というより世界的に、ダイオウイカと地震を結びつける伝承などは、リュウグウノツカイほどは多くはない。筆者は先日、某TV番組から取材され、ダイオウイカと地震に関連する伝承のようなものはないかと聞かれたが、「ありません」としか答えられなかったためか、採用されなかったようだ。

 だが、伝承はないにせよ、関係はないとはいえない。前述の拙著では、大地震の前に異常行動をとるさまざまな動物たちを紹介しているが、1件だけ、2010年2月27日の沖縄本島近海M7.2の地震の1カ月半前に韓国南東部の沖でダイオウイカが漂着したというケースを紹介している。このケースも、1,000キロほど離れているため、本当に地震と関係があったかは確言できないが、同時期に西日本各地でリュウグウノツカイが多数打ち上げられていた事実もある。昨年のダイオウイカの捕獲例を見てみると、4月26日に新潟県上越市吉浦の海岸で漂着したが、その約1カ月後の5月24日にサハリン近海でM8.2の地震が起きている。これも前述の韓国沖のケースと同様に、震源から1,000キロ以上離れているが、もし地震を避けて遠距離を移動したとしたら、それも驚くべきことだろう。さらに、海外のケースでは、2009年7月に米国サンディエゴの海岸に10数匹のダイオウイカが打ち上げられたが、その1時間後にカリフォルニアでM4の地震があり、地震と関係があるのかと話題になった。


■魚の種類にかかわらず、深海魚は地震と関係している!?

 大阪大名誉教授だった故池谷元伺博士によれば、地震の前に地中で岩石破壊によりパルス電磁波が発生し、水中では電流が流れ、水中の生物たちがそれに反応するのではないかという。深海魚が地震に敏感なのは、深海の海底に近いところほど海中に流れる電流が強いため、それを避けて上の方に上がってくるのではないかというのだ。

 ダイオウイカは、これまでリュウグウノツカイほど捕獲例が多くなかったために(さかなクン説によれば、捕獲されても注目を浴びなかったために)、地震との関連を示すケースは少ないが、本当に関係があるのかどうか、過去に遡って事例を収集したいところだ。拙著で紹介しているリュウグウノツカイのケースでは、発見された日から地震発生までの遅延が平均して35日ほどだったが、1~2カ月後に地震発生というパターンが少なくないようだ。リュウグウノツカイなどの深海魚は、夏季よりも冬季の方が現れやすい傾向にあるため、1月の相次ぐ出現も、地震との関係については慎重に考える必要がある。もしダイオウイカが地震前兆を捉えて深海から上がってきたのならば、あくまでも可能性としてだが、2月か3月ぐらいまでは注意が必要かもしれない。

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