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カルト信者 [洒落にならない怖い話10]

霊的な話とかじゃないんだけど。

この間都内の御徒町辺りの飲み屋で知り合いと飲んでいたんだけどさ。
そしたら自然と最近のアニメやマンガの話になって、飲み相手と
「魔法少女まどか☆マギカ」の話振られたんだよ。

正直俺は、第一話だけ見て「何が面白んだか解らない。続編は見てない」
って言ったのね。相手は「はははー。そうだよねー。」って言ってた。

そしたら、隣のテーブルで飲んでた若いグループの兄ちゃんが急に乗り出した。
それも一人や二人じゃなく、四人全員が。

「あの作品を面白いとは思えない奴は頭がおかしい。あれこそ、2000年代を
代表する名作アニメだ。」とか言ってきたわけ。
そして魔法少女とはなにかとか、宇宙の法則がどうしたとか、なんかそういう
正直どーでもいい話を延々とし続けてきた。

俺、田舎在住で終電早いんで、仲間も察してくれて「そろそろお開きにするか。」と。
そしたらそのオタク集団が「逃げるのか!」とか言い出してきた。
俺は「バカヤロウ、終電があるんだよ!」と言って会計へ。

そしたらそいつらのうちの二人が、御徒町駅まで追いかけてきてやんの。
気持ち悪くなったんで、小走りで上野駅まで行ってまいてやった。

確かに奴らのホームである、アキバ近くの飲み屋でそういう発言した俺も無用心だったと思う。
だけど、大阪で阪神タイガースの批判をしたって、水道橋近くで巨人軍の批判をしたって
そこまで「信者」が乗り込んでくることはなかった。

正直怖かった。あいつらカルト信者かよって思って。

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