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六文銭 [洒落にならない怖い話26]

ある家族がいた。その家族は祖父・祖母・父・母・子 という家族構成だった
ある日祖父が死んだ。焼く時には三途の川の渡し賃6文を一緒にいれるのが習わしだが現代そんなものは手に入らない
だから日本円で数万入れて焼く。しかし、この祖母はがめつかった。
「死んだ奴の為に金を焼くだなんて勿体ねぇ」
そう言って家族の反対を押し切り棺桶からお金を奪い取った。
子は大人が騒いでる中、静かにお小遣200円を棺桶に入れた
祖父は焼かれた。その夜子は夢を見た、祖父が船に乗り「お前のお陰で乗ることができた。ありがとう」と



497:本当にあった怖い名無し:2006/07/21(金) 11:22:56 ID:FdATq2/+O
時がたち、祖母が死んだ。祖母は死ぬ前に言った
「タンスにヘソクリがある、私のお金だ。一緒に持っていく。棺桶にいれてくれ」と
祖母の葬式もいよいよ最後の時が来た、焼く時だ
係りの人に呼ばれ親戚一同最後の別れと棺桶を開けられる
「死んだ奴の為に金を焼くだなんて勿体ないんだよね?バァちゃん…」
子はそう言いお金を全てとった
子はその夜夢をみた。川を流されて行く祖母の姿を

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