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自動車教習所 [洒落にならない怖い話20]

携帯でしかも怖くないとは思いますが、自分がリアルに怖かった話。

自分、自動車教習所で働いてます。って言っても指導員ではない。フロントにいます。

で、ある日転入生が入所したんです。その人は見た目はまあ地味な男の子なんですが、とりあえず凄い挙動不審だった。入所の日から挙動不審。
自分は最初転入生と知らずに不審者かと思ったくらい挙動不審。

で、その子がまた変わってて、独り言言ってたり(でかい声で)ある日なんかは
配車の時に「指導員が信用出来ないんですけど」とか言われました。
じゃあ来るなよと言いたかったけど、
その子はマジで犯罪起こしそうな怖さがあったんで何も言わなかった。

そしてその子がある日、卒業検定を申し込みに来たんですよ。自分は内心、
「やっと卒業か…」
とか思ってたんですが、生憎その子が希望する日はもう定員が いっぱいだったんです。

※分けます



819:本当にあった怖い名無し:2008/09/03(水) 22:54:13 ID:IUfZAjguO
※続き

ていうか仮に人数が空いてても検定の受付時間
そのものがもう過ぎてました(言わなかったけど)それで

「あー、すみません。もう明日は定員がいっぱいになってるんですよ」

と言うと、案の定「ええ~」みたいな反応。そういう子はわりといるので此方も、

「明後日以降なら今のところまだどこでも空いてるよ」

って案内するんですが。
検定の受付の時、何て言うか受付のボード?を見ながら対応するんです。それでその子が、そのボードを見て先に申し込みをしていた生徒の名前を指差して

「そいつらのうち誰か一人が死ねば、明日検定受けられるのに」

って。
真顔…じゃなくてちょっと口元に笑み浮かべて言いました。
自分、怖かった。
普通なら「ごめんねえ」とか「ちょっと日にち空いちゃうけど別の日で頑張ろうか」とか
声かけたりするんですが、その時は怖かったから何も言えなかったです。
しかもほんとに殺すんじゃないかっていう不安もあった…
てか、自分刺されたらどうしようみたいな気持ちもありました。
で、別の日で申し込み用紙を書いたから受験票渡して、
ほとんど事務的に頑張ってねって言ったら去り際にボードを見ながら

「死ねばいいのに。死ねばいいのに」

って…。

幽霊とかじゃないけど普通に怖かった。もうあいつの受付はしたくないと思った。

オカ板にしたらなんだよそれだけかな話ですが自分はかなり怖かった話。

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