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闇鍋 [洒落にならない怖い話19]

もういい年なわたしが小学生の時の先生の、学生の頃の話だから、随分昔の話。

当時貧乏学生だった先生達は、どうにかしてお腹一杯食事をしようとして、
何人か集まり、1人1材料の持ち寄りを参加条件とし、闇鍋をする事にした。
暗い中、それぞれが用意した具が、鍋へと入れられてゆき、
明かりを付ける頃には、それなりの量の「鍋」が出来上がり、皆喜んで食べ始めた。
ところが食べ進むうちに1人、また1人と痙攣を起こし、倒れて行った・・・

結局、救急車が出動する大騒ぎとなり、判明した事実は。
本当に赤貧で、具材を買うお金も無く、調達する宛も無い、
でも鍋は食いたい!!!って奴が、飛んでた蝙蝠捕まえて参加、鍋に投入。
で、ほぼ全員、蝙蝠の保持していた、なんらかの病原菌か黴菌かにやられたらしい。

「目の前でバタバタ人が倒れてくんだから、下手なホラーより怖かった」と先生。
幸い、死人は出なかったそうですが、マジで洒落にならん出来事だったそうです

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