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逆恨み [洒落にならない怖い話14]

夜中に田舎の田んぼ道を車で走っていたら前方に倒れているバイクと血まみれの人を発見。
一目見てこりゃやばいって状況。声かけすると目をうっすらと見開いてまたすぐ閉じてしまった。
救急車を呼んで、待っている間もう一度声をかけると、
な…ん…で?と言ってぐったりしてしまった。

たぶん自分が事故を起こして転んだ事なんかわからないまま死んでしまったのだろう。
警察に色々聞かれたりして、正直「あんな場面に出くわしちゃって運悪いなぁ」とか
思いながら帰宅し布団に入った。

眠っていると、妙に喉がかわいて、
水を飲んでいる時に耳元で「お前がひいたのか!」いう声が聞こえた。
どうやら俺が車でバイクをはねたと勘違いしているらしい。
そんな事よりも怖い、とにかく怖い。

外に出て公園でどうすべきか考える。家には戻りたくない。怖い。
友達に相談してみようか?幽霊に勘違いされて恨まれてるんだけど・・・
なんて話をしても頭おかしいんじゃねーの?って言われるのがオチだ。
しょうがないから車で眠る事にした。

車に入った瞬間いやーな空気がした。
案の定「この車ではねたの?」って耳元で声が。
怖い…怖い。なんでこんな目にあわなきゃいかんのだ。

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