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ホルマリン [洒落にならない怖い話13]

うっかり自分の無知で死にかけた話


消毒に使うんでホルマリンを持ってこいと言われ、一人保管室へ向かった
光に当てると成分が変わる薬品なんかもあるんで、
保管室は全ての壁がコンクリートで囲まれた部屋だった
何度かその部屋には入ったことがあったので、
ホルマリンの置いてある場所はわかっていた
すぐに終わると思って部屋の明かりも換気扇もつけず、
廊下からの明かりだけでタンクに近づいていった

タンクの下に2リットルビーカーを置くと、コックをひねる
全開よりも少し閉める方がまっすぐにホルマリンは出てきた
半分ほど溜まった辺りで異変に気が付いた
嫌に目が痛い
慌ててコックを閉めるころには咳が止まらなくなっていた

部屋から脱出しようとしたが、まともに目も開けられない状況ではろくに進めない
それでも必死に廊下に出たところで力付き、
その場に倒れこむと背中が痛くなるほど咳をし続けた
その辺りで異変に気が付いた先生に保護され、水を大量に飲まされてから病院に運ばれた

ホルマリンマジ怖いです

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