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15冊の奇妙で謎めいた書物 [不思議]

ヴォイニッチ手稿

ヴォイニッチ手稿(ヴォイニッチしゅこう、ヴォイニッチ写本、ヴォイニック写本、英語: Voynich Manuscript)とは、暗号とおぼしき未知の文字で記され、多数の彩色挿し絵が付いた230ページほどの古文書。暗号が解読できないので、何語で書かれているのか、内容が何なのか不明である。また、多数の挿し絵も本文とは無関係であるとの説もある。
作成時期は14世紀から16世紀頃と考えられている。アリゾナ大学で行われた放射性炭素年代測定により、使用されている羊皮紙は1404年から1438年に作られたと判明した。だが執筆時期はさらに後年の可能性がある。
手稿の名称は発見者であるポーランド系アメリカ人の古書商、ウィルフリッド・ヴォイニッチ(en)にちなむ。彼は1912年に、イタリア・ローマ近郊のモンドラゴーネ寺院で同書を発見した。現在はイェール大学付属バイネキー稀書手稿ライブラリが所蔵する。

The Book of Soyga

ジョン・ディーは、名高いエリザベス女王時代の研究者であり、数学者、占星術師、オカルト信仰者、錬金術師。

そして、3000冊を誇るイギリス最大の図書館を所有。

本自体は16世紀に書かれた魔術に関する論文。

1994年までなくなったものとされていた。

ポポル・ブフ

グアテマラ高地のマヤ諸族の起源神話,歴史伝承をキチェー語で書いた叙事詩。スペイン人侵入直後に書かれた原本は不明。18世紀初頭にラテン文字で転写,スペイン語訳をつけた手稿本がチチカステナンゴに残っている。

リプリ―・スクロール

"ケンブリッジ大学の付属施設であるフィツウィリアム博物館には、「リプリー・スクロール」という錬金術写本が残されている(原本は2点しか現存しておらず、残る1点は大英博物館にある)"

レヒニッツ写本

レヒニッツ写本(レヒニッツしゃほん)は、未知の文字と書記体系で書かれた一連の文章。ハンガリーで発見されたことから正式名称は原義で「レヒニッツ市の写本」を意味するロホンツィ=コーデクス(ハンガリー語: Rohonci-kódex )という。他にもハンガリー語の古い綴りを用いて Rohonczi Codex と表記されることもあり、こちらの綴りの方がヴィオリカ・エナキュクによる著書の影響かインターネット上では優勢であるが、この綴りは20世紀初頭に改変された現行のハンガリー語正書法では使われていない。

死海文書

死海文書(しかいぶんしょ、しかいもんじょ)、または死海写本(しかいしゃほん)は、1947年から1956年にかけて、イスラエルの死海北西の要塞都市クムランの近くの11箇所の洞窟で発見された、ヘブライ語聖書の断片を含む約850巻の写本の集まりである。
文書は、ヘブライ語のほかにアラム語・ギリシア語で、紀元前2世紀から紀元後1世紀の間に書かれている。この時代に書かれたものとしては事実上唯一のユダヤ教聖書の文書であり、聖書本文の内容が写本を通して劣化されることなく比較的正確に伝えられてきた歴史を証明するものとして、貴重な資料であるとみなされる。

Prodigiorum Ac Ostentorum Chronicon

コンラッド・リュコステネスによるProdigiorum。

ギリシャ時代やローマ時代から同時期の予言までヨーロッパの周知の歴史に及ぶ予言と前兆を集めたもの。

赤の書

『赤の書』とは、心理学者カール・グスタフ・ユングの著作である。Liber Novus(ラテン語で『新しい書』)とも呼ばれる。第一次世界大戦を前にして精神状態が不安定になったユングは黒い表紙のノートに自分がみた夢やヴィジョンを書き記した。これを『黒の書』と呼ぶ。その後、注釈とイラストが追加され、ユング自身の手で赤い表紙の大きな革装のノートに書き写された。『赤の書』ではイラストは豊かな色彩でもって描かれ、文章・文字も中世の写本を髣髴とさせる装飾的なカリグラフィーで綴られている。
『赤の書』が記されたのは、1914年から1930年にかけての期間であるが、他のユングの著作と違い刊行されなかった。『赤の書』は黒いトランクに収められ、スイスの銀行の金庫で保管されていた。一般公開されたのはごく一部に限られていた。遺族との交渉の末、2009年から各国語で刊行される運びとなった。
日本語訳は創元社より2010年6月26日に刊行された。

コデックス・セラフィニアヌス

コデックス・セラフィニアヌス (英語: Codex Seraphinianus) とは、イタリアの建築家にして工業デザイナーであるルイージ・セラフィーニが、1976年から1978年の間に30ヵ月掛けて文章と図版を書き上げた本である。本はおよそ360ページの長さであり(版によって異なる)、未知の世界について、その世界の言語の1つである(少なくとも我々にとって)意味不明なアルファベットで書かれた百科事典のような外見をしている。

ロンゴロンゴ

ロンゴロンゴ (ラパ・ヌイ語: Rongorongo, [ˈɾoŋoˈɾoŋo]) は、イースター島で19世紀に発見された、文字あるいは原文字とも見られる記号の体系。現在も解読されていない。ロンゴロンゴが言語を書き表した「文字」であることが証明されれば、人類史上において数少ない、独自に発達した文字体系の一つであることになる。

メンドーザ写本

マヤ、アステカなどの絵文書のことをコデックスないし(西)コディセとも呼ぶ。材料は、いちじくなどの木の繊維や樹皮、鹿の皮を利用して両面に白色の石灰を塗って、屏風折りにしている。文字や絵はおそらく先が平たいものと先のとがったものの2種類の硬い筆記具で描かれたと思われる。線描した後に鮮やかな彩色が施された。文書は、基本的には、左から右へ読み、裏返して再び左から右へ読むように作られた。古典期後期のマヤの土器には彩色された絵と文字が一緒になっている絵文書のような土器があることからおそらく古典期段階にも絵文書があったと思われるが、現在は当時のものは一点も伝えられていない。ただし後古典期のものはいくらかはのこされており、暦、儀礼、神話、交易や貢納に加えて動物や植物についての記述もある。

ノストラダムスの予言書

『ノストラダムスの大予言』(ノストラダムスのだいよげん)は、1973年に祥伝社から発行された五島勉の著書。フランスの医師・占星術師ノストラダムスが著した『予言集』(初版1555年)について、彼の伝記や逸話を交えて解釈するという体裁をとっていた。その中で、1999年7の月に人類が滅亡するという解釈を掲載したことにより、公害問題などで将来に対する不安を抱えていた当時の日本でベストセラーとなった。実質的に日本のノストラダムス現象の幕開けとなった著作である。

ナグ・ハマディ写本

ナグ・ハマディ写本あるいはナグ・ハマディ文書(The Nag Hammadi library)は1945年に上エジプトのナグ・ハマディ村の近くで見つかった初期キリスト教文書。
農夫ムハンマド・アリ・サマン(Mohammed Ali Samman)が壷におさめられ、皮で綴じられたコデックス(冊子状のの写本)を土中から掘り出したことで発見された。写本の多くはグノーシス主義の教えに関するものであるが、グノーシス主義だけでなくヘルメス思想に分類される写本やプラトンの『国家』の抄訳も含まれている。ナグ・ハマディ写本研究の第一人者ジェームズ・ロビンソン(James Robinson)による英語版の『ナグ・ハマディ写本』の解説では、本書はもともとエジプトのパコミオス派の修道院に所蔵されていたが、司教であったアレクサンドリアのアタナシオスから367年に聖書正典ではない文書を用いないようにという指示が出たために隠匿されたのではないかとしている。

サンゴルスキー版のルバイヤート

それ自体が芸術品。
そして
サンゴルスキーの原本はタイタニック号と共に沈んだ。

『ルバイヤート』(ペルシア語: رباعیات‎)は、11世紀ペルシア(イラン)の詩人ウマル・ハイヤームの四行詩集の題名。
「ルバイヤート」とはペルシア語で「四行詩」を意味する「ルバーイイ」の複数形であるので、直訳すると「四行詩集」という題になり、それはペルシア語詩の形式の一つである。「四行詩集」を著した者は数あれど、一般にはウマル・ハイヤームの詩集を指す言葉として用いられる。
この詩集はウマルの死後公表されたが、それまで彼は詩人としてはほとんど知られていなかったという。しかし数学、天文学、史学など数々の分野における多くの偉業を遺した学者としては著名であった。 イギリスの有名な製本会社である サンゴルスキー&サトクリフ社の フランシス・サンゴルスキーが 豪華な装丁によって一冊の芸術品を作り上げた。 ヴィヴィアン・ガールズの物語 『非現実の王国で』(ひげんじつのおうこくで、In The Realms of the Unreal)、正式には『非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子供奴隷の反乱に起因するグランデコ・アンジェリニアン戦争の嵐の物語』(ひげんじつのおうこくとしてしられるちにおける ヴィヴィアン・ガールズのものがたり こどもどれいのはんらんにきいんするグランデコ・アンジェリニアンせんそうのあらしのものがたり、The Story of the Vivian Girls, in What is Known as the Realms of the Unreal, of the Glandeco-Angelinnian War Storm, Caused by the Child Slave Rebellion)は、ヘンリー・ダーガーによる物語である。アウトサイダー・アートの代表例とされる作品で、「世界一長い長編小説」とされることもある。 スポンサーリンク
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