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虐待の手順 [洒落にならない怖い話]

大学三年の時、友達4人と俺のアパートで鍋やろうってことになって
俺ともう1人は、コンロとかいろいろセッティングする係り、
残り2人は近くのスーパーに買出しに行く係りに決めた。

で、この話は買出しに行った2人から聞いた話になるんだけど
伝聞形式で書くのは面倒なので、主観形式で書きます。

そのスーパーは、住宅街の小道を抜けた先にあって2人が並んで歩いてたら
猫?犬?どっちかわからないような変な鳴き声がしてきた。
「キィー」とか「ヴゥー」とか、とにかく変な裏声のような甲高い動物の声。

しばらく歩いてたらその声にどんどん近づいてきて
どうやらこの家から聞こえてくるみたいだとわかったので、ちょっと覗いてみたら
門のすぐ横に、もう骨と皮だけのガリガリにやせ細った犬がいて
その犬が出してた、というか呼吸音と混ざって無意識に出てるみたいな声だった。

初は病気の老犬かと思ったみたいだけど、見た感じはまだ若い犬っぽくて
どう見ても異常な環境で飼育されているのは明らかだった。


875: 本当にあった怖い名無し:2011/08/10(水) 20:50:24.98 ID:iiFMF0K50
あまりの光景にビックリして立ち止まったら、庭にできた水溜りの泥水を
ピチャピチャ飲み出したりしてよく見ると体のあちこちが円形脱毛してて、
可哀想な反面ちょっと気持ち悪いと思ってすぐスーパーに行ったんだけど
買い物中もその犬の姿が頭から離れなくて、お節介だが真空パックの
安い薄切りハムを買って、帰りにあげてみた。

そしたらその犬、ヨタヨタと近づいてきて慎重に匂いを嗅いだ後、弱々しくハムにかじりつた。
あ…食べた。良かった!と思った瞬間、二階の窓から「あー!ちょっと何してんのよ!」と怒鳴り声が。

驚いて見上げると、40代後半くらいの小太りのオバサンがこっちを睨み付けてた。
そのオバサンはすぐに降りてきて、ドアを開けるとすぐに2人に向かって

「あんた達、何してんのよ!また最初からやり直しになっちゃうじゃないの!」
と物凄い形相でまくし立ててきたから、2人はすいませんでしたと謝るしかなかった。

その話を聞いて、オバサンの言葉の意味が全くわからず凄い怖かった。
それ以降、そっちの道は通らないようにしてたので、犬がどうなったかはわかりません。

乱文失礼しました。

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