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隣の男 [洒落にならない怖い話]

ほぼ毎日彼女のマンションに行ってた時、俺はチャイムを鳴らさず
ドアをコンコココン♪って感じでノックして開けてもらってた。俺たちだけの合図だって言って。

ある日の晩、彼女が泣きながら電話してきた。なんかパトカーのサイレンの音も聞こえる。
その日、たまたま俺は彼女の家に行かなかったんだけど、いつものようにコンコココン♪ってノックされたから
俺だと思って開けたら知らない人が立ってたんだって。

無言で部屋に入ってきていきなり腹を殴られ、
今日からここに住むからとかわけの分からない事を言いながら
ズボンをカチャカチャ脱ぎ出した時に彼女は這いずって逃げたらしい。
男は服かなんかに足を取られてコケたんじゃないかと。

で、隣の家に助けを求めた時に思い出したんだって。侵入してきた男は隣の奴だ!って。
その時、たまたまエレベーターで帰ってきた同じ階の夫婦に助けを求めたので一応最悪の事態は避けれた。

隣に住んでた男は、俺たちのドアの合図に気付いてそれを真似したんだろう。

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